米CWのDCスーパーヒーロードラマ『ARROW/アロー』が、シーズン8をもって幕を閉じることが決定したとのニュースは当サイトでもお伝えした通り。そのファイナルを待たずして、シーズン1からオーバーウォッチことフェリシティ・スモークを演じてきたエミリー・ベット・リッカーズが、シリーズを降板することが明らかとなった。米TV Lineなど複数のメディアが報じている。
『ARROW』はDCコミックスの人気ヒーロー、グリーン・アローことオリバー・クイーンが巨悪に立ち向かっていく姿が描かれ、エミリーはアローの右腕で私生活のパートナーでもあるフェリシティ役で登場している。
シリーズにとって欠かせないキャラクターを演じてきた彼女が、3月30日(土)に自身のInstagramでシリーズの降板を発表。その投稿には、「フェリシティと私は強く結ばれているけど、シーズン7の後はみんなとお別れすることになるわ。私たちが共有した時間や一緒に上ったエレベーター、私たちが恐れながらも対決したモンスターや一緒に食べたハンバーガーに感謝したい。ずっとフェリシティは私の心の中にいるし、みんなも同じだといいな。だって、みんながいなければフェリシティは存在しなかったから。愛を。フェリシティと私」と綴り、ファンに別れを告げている。
そしてグリーン・アローを演じるスティーヴン・アメルは、「私にとって...、2012年8月3日はエミリーと一緒に仕事した最初の日で、最も大切な日だ。彼女がフェリシティ・スモークに注いだエナジーと輝きは、エミリーが僕個人に与えてくれたものを上回っているよ。同僚であり親友だ。そして最初の日からこの日までの7年間、本当に感謝している。私たちは君がいなければここにはいなかっただろう。愛している。そして君が次に何をするのか待ちきれないよ」と、写真とともにコメントした。
またアーセナルことロイ・ハーパー役のコルトン・ヘインズは、「君がいなくなるなんて寂しいよ。このシリーズで出会うことが出来て、本当に嬉しかった」とエミリーにメッセージを贈っている。
なお、『THE FLASH/フラッシュ』や『SUPERGIRL/スーパーガール』といった他のDC作品とクロスオーバーしていたエピソード"アローバース"は、『ARROW』の放送終了後も継続される予定だという。『ARROW』シーズン7はCWにて毎週月曜日に放送中。(海外ドラマNAVI)
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エミリー・ベット・リッカーズ『ARROW/アロー』
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