7月12日(金)より全国公開となるディズニー/ピクサーの大人気シリーズ最新作『トイ・ストーリー4』。それに先駆けたワールドプレミアがハリウッドのエル・キャピタン・シアターで現地時間6月11日(火)に開催され、新キャラクターの声を担当したあのスターも、作品への熱い思いを語ってくれている。
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おもちゃたちの世界を舞台に、人とおもちゃの絆を温かい視点で描く同シリーズ。1995年に公開されたシリーズ1作目から数えて24年以上も主人公の一人ウッディを演じてきたトム・ハンクスをはじめ、相棒バズ役のティム・アレン、ボー・ピープ役のアニー・ポッツら豪華声優陣に加えて、ジョシュ・クーリー監督、プロデューサーのマーク・ニールセン、アンドリュー・スタントンも姿を見せた。
その中でも注目を集めたのは、カナダ出身のバイクスタントマンのおもちゃ、デューク・カブーンを演じるキアヌ・リーヴス。デューク・カブーンは、過去に子どもから飽きられてしまい自信を喪失しているが、バイクを愛し得意のポーズを繰り広げる姿が微笑ましいキャラクターだ。アフレコ収録の際、まるでアクションを撮影しているように身振り手振りを交えた"本気すぎるアフレコ"動画が話題となったキアヌ。その熱の入れようには『トイ・ストーリー』に対する思い入れの深さが関係していたそうで、『ジョン・ウィック』シリーズの主人公を彷彿とさせる長髪とヒゲ、黒スーツ姿でプレミアに登場した彼は以下のように語った。
「『トイ・ストーリー』は僕にとって特別な作品だ。物語、キャラクターはどれも本当に面白く秀逸で、感情に訴えかけてくる。たくさんのキャラクターがいて、物語があり、感情があり、キャラクターの願いであったり、おもちゃ同士またはおもちゃと子どもの繋がりを見ることができるんだ。本作に関われたことが本当に嬉しいよ」と大興奮! さらに「デュークからとてつもないエネルギーを感じ取ることができた。とても素晴らしいキャラクターだよ」と、自身が演じたキャラクターの魅力に太鼓判を押している。"良い人伝説"を持つキアヌは、サービス精神に溢れた神対応でプレミア会場に駆け付けた何百人ものファンを喜ばせていた。
そしてウッディ役のトムは長年愛され続ける『トイ・ストーリー』シリーズの魅力について「おもちゃが経験する全てのことへの親しみやすさと、おもちゃが持つ感情だと思う。おもちゃの物語だけど彼らが経験することは、人間である僕たちにも通じるものなんだ。僕たちはウッディたちの持ち主への愛情を見て羨ましさを感じずにはいられないよね」とコメント。また、ウッディの声を演じ続けることには毎回大きな責任を感じているそうで、「制作に数年費やしている間に物語が変わっていく。だから僕たちがスタジオに入る時は毎回、変更点や新しいことが湧き上がってくるんだ。僕が愛するウッディの声を演じることは、ウッディたちが経験する全てのことへの解釈にも関わってくるほど、とても大切なんだよ」と吐露している。
『トイ・ストーリー4』は7月12日(金)より全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
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『トイ・ストーリー4』ワールドプレミア
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