ディズニーの新配信サービスDisney+で製作される『スター・ウォーズ』のドラマシリーズ『The Mandalorian(原題)』に主演するペドロ・パスカル(『ナルコス』『ゲーム・オブ・スローンズ』)が、演じるにあたりモデルにしたキャラクターについて語っている。米Cinema Blendが報じている。
全10話となる『The Mandalorian』は、帝国崩壊後とファースト・オーダーが誕生する以前のマンダロリアンを舞台に、ニュー・リパブリックの権力から遠く離れた銀河にも及ばない場所に存在する、孤独なガンマンの苦悩が描かれるという。
米Los Angeles Timesのインタビューで、ペドロは主役のガンマンを演じるにあたりインスパイアされたキャラクターについて、「ヘルメットの下は、誰にも言っていないけど...ハン・ソロが私のヒーローなんだ。ハン・ソロがヒーローなんだよ」と言い、ハリソン・フォードが演じたアンチヒーローに影響を受けたと語っている。
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-- Star Wars (@starwars) April 14, 2019
そしてガンマンというだけに、西部劇に登場するキャラクターも参考にしているそうだ。「私が演じるキャラクターは、セルジオ・レオーネ監督の映画(『荒野の用心棒』3部作)で、クリント・イーストウッドが演じた"名無しの男"の強烈な存在感にインスパイアされている。あと、黒澤明の孤独なサムライもだ。象徴的で孤独な拳銃使いやサムライの物語には、非常に審美的な美しさが組み込まれているからね」とも付け加えていた。
ペドロの他には、米ABCのマーベルドラマ『エージェント・オブ・シールド』に出演するミンナ・ウェンの出演が最近発表され、ニック・ノルティ(『サウス・キャロライナ/愛と追憶の彼方』)、元格闘家のジーナ・カラーノ(『デッドプール』)もキャスティングされている。
脚本&製作総指揮を手掛けるのは、映画『アイアンマン』でメガホンを取り、同シリーズとトム・ホランド版『スパイダーマン』シリーズでハッピー・ホーガンを演じているジョン・ファヴロー。
ペドロが主演する『The Mandalorian』は、配信サービスDisney+が開始する11月12日(火)同日にスタートする予定だ。(海外ドラマNAVI)
Photo:ペドロ・パスカル© StarPix©2017