英コメディドラマ『The Office』の米版リメイクで、2005年から9シーズンに渡り放送された米NBCの大ヒットコメディ『ザ・オフィス』。製紙会社で働く強烈なキャラクターたちを描いた本作は、全世界で大人気となったが、なんとこのドラマがボードゲームになって帰ってきた。米Popsugarが報じている。
全米チェーン小売業者のTargetは、本作の舞台となった会社ダンダー・ミフリン社を経営することができるボードゲームを販売している。このゲームでは、ドラマを何時間も見てきたファンが、お気に入りのキャラクターになれる機会があるそうだ。ドワイト・シュルート、ケリー・カプール、またはマイケル・スコットとしてプレイすることができるこのゲームの定価は約15ドル(約1600円)で、会社での生き残りをかけた争いのゲームとなる。解雇されないで金曜日まで社員で居ることができるのか? 友人を集めてスクラントンで夜を過ごしてみよう。
ゲーム箱の付属品にはダンディ賞とホワイドボードのカレンダー、社員証にEメールのカードなどが含まれている。マイケルのチームに属すか、トビーの仲間になるか、それはプレイヤー次第。ドラマのファンでなくても楽しめそうなゲームだ。
本家の『ザ・オフィス』は、以前リバイバル版製作の計画があると言われていた。2017年12月には、米国の複数のメディアが、NBCが2018年から2019年シーズンに『ザ・オフィス』の復活版を企画していると報道。この時点ではキャストの復帰は未定だと伝えられていた。だが現時点でこの話は実現しておらず、どういう状況にあるのかも不明だ。出演者同士の仲も良好なようだが、問題点があるとすれば本作でブレイクしたキャストたちそれぞれのスケジュールだろう。
当面は、ボードゲームであのオフィスの雰囲気を味わいながら吉報を待とう。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ザ・オフィス』
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ボードゲーム『The Office』"Downsizing Game"
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