かつて"ザ・ロック"としてアメリカのプロレス界にその名を轟かせ、近年は『ワイルド・スピード』シリーズや『ジュマンジ』シリーズで活躍し、先月には最も稼ぐ俳優の称号を手にしていたドウェイン・ジョンソン。そんな彼が、WWEの世界に復帰し、早くも大暴れしている。米ET Onlineが報じた。
現在47歳のドウェインは9月30日(月)、WWEへの復帰を発表。これまで米Syfyで放送されていたプロレス番組『Smackdown(原題)』が20周年を機に米FOXへ"移籍"したことを受けて、10月4日(金)に放送された第1回に特別出演する形でリングに戻った。
Twitterにて「あのホーム以上に素晴らしい場所はない」と復帰する喜びを伝えていたドウェインは4日、ベッキー・"ザ・マン"・リンチのサポート役として、彼女とキング・コービンの対戦に出演。キングに対して激しいマイクパフォーマンスを繰り広げた後、ベッキーとともに攻撃し、得意技のピープルズ・エルボーやロック・ボトムをお見舞いした。
.@TheRock + #TheMan = the most ELECTRIFYING tag team in ALL of entertainment!!! #SmackDown #SmackDownOnFox @BeckyLynchWWE @BaronCorbinWWE pic.twitter.com/FCXXZOTWeg
— WWE (@WWE) October 5, 2019
ドウェインは6日(日)、キングにInstagramで感謝。203cm、129kgという巨体を誇る相手に「このロック・ボトムはマジで痛かっただろうけど、そのうち消えるはずさ。投げさせてくれてありがとう。これからも頑張ってファンを楽しませてほしい」とエールを贈っている。
ドウェインは今夏出演したトーク番組『Live with Kelly and Ryan(原題)』の中で、リングを恋しく思う気持ちを明かしていた。「レスリングが恋しい。大好きなんだ。幸運にも素晴らしいキャリアを築くことができて、やり遂げたかったことを成し遂げることができたから、静かに引退したんだ。でも、生の観客、視聴者、マイク以上のものはなかったよ」
今回、『Smackdown』に約5年ぶりに出演したドウェイン。映画やドラマに加えてリングにおいてもファンを楽しませる彼の勢いはこれからも続きそうだ。(海外ドラマNAVI)