『エージェント・オブ・シールド』俳優、同性愛者とカミングアウト

米ABCの人気マーベルドラマ『エージェント・オブ・シールド』のシーズン1&2でデスロック/マイク・ピーターソンを演じたJ・オーガスト・リチャーズが、同性愛者であることを明かした。英Digital Spyが報じている。

現在、彼はサラ・ウェイン・キャリーズ(『ウォーキング・デッド』『プリズン・ブレイク』)が主演する米NBCの新作ドラマ『Council of Dads(原題)』に、夫と一緒に娘を育てる医師オリヴァー・ポスト役で出演中だ。今月20日(月)にInstagramのライブ配信の中で新作に関してサラと語り合っていたJ・オーガストは、その配信中に自身が同性愛者だと公表。この役を演じる機会を得たことが告白のきっかけになったそうで、「自分自身がゲイであることを打ち明けずに、この役を誠実に演じることはできないと思った」とコメント。共演者やスタッフにはすでに打ち明けていたという。

翌21日(火)、J・オーガストはレインボーカラーのシャツを着た自身の画像をInstagramに投稿し、次のようなメッセージを添えた。「みんなはいずれ告白できるものだと言っていたが、私はこれまでずっと心の準備ができていなかった。だが、昨日は私の人生で最高の日になったよ。‟ありがとう"という言葉は、昨日押し潰されそうなほど注がれた多くの愛とサポートに対する深い感謝を表現するには安っぽく感じてしまう。かつて自分が恐ろしいと思っていた何かに、とても美しいものが存在しているなんて誰が思っただろう...。どのコメントも絵文字も、再投稿も電話も、テキストも全部だ。私はすべてを感じたよ...。ありがとう!!」

多くのファンから励ましやサポートの声やコメントが寄せられ、J・オーガストは心からの感謝の気持ちをSNSに綴っていた。それらのコメントの中には、『エージェント・オブ・シールド』の元共演者であるジェマ・シモンズ役のエリザベス・ヘンストリッジ、アルフォンソ・"マック"・マッケンジー役のヘンリー・シモンズからのものも含まれている。(海外ドラマNAVI)

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『エージェント・オブ・シールド』
(C)2014 ABC Studios & Marvel