『ブラックリスト』異例の措置、実写とアニメでシーズンファイナルを迎える

ジェームズ・スペイダーが主演するアクション・サスペンスドラマ『ブラックリスト』。すでにシーズン8の更新が決定している本作だが、現在は他の作品同様に撮影が中断されている。そこでシーズン7のフィナーレを、異例の方法で迎えることが決定したようだ。米Deadlineが報じている。

本作が新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を受けたのは、シーズン7の第19話「The Kazanjian Brothers(原題)」の撮影を米ニューヨークで行っていた最中で、撮影は中断された。プロデューサーらはこのエピソードとシーズンを区切りよく終了させるための話し合いをした結果、すでに撮影した実写シーンに、撮影ができなかった部分をグラフィックノベルスタイルのアニメーションで追加して完成させるようだ。

アニメとなったシーンでは、レディントン役のジェームズやリズ役のメーガン・ブーンをはじめキャストはそれぞれの自宅でアフレコ収録をするという。アニメーターやエディターもリモートで作業を行う。シーズン7もこれまでのシーズン同様に全22話(シーズン3のみ全23話)の予定だったが、米NBCで5月15日(金)に放送されるこの注目のエピソードをもって全19話で終えることになる。

今シーズンは、ついに正体が明かされたレディントンが拉致され、彼とリズ(メーガン・ブーン)に関係する人物の登場によって波乱の展開でスタートした。また、これまで伏せられていたFBI捜査官ドナルド・レスラー(ディエゴ・クラテンホフ)の過去が明らかとなり、シリーズのターニングポイントになる。また、第17話「Brothers(原題)」でシリーズ通算150話を迎えた。

『ブラックリスト』シーズン7は、米NBCにて毎週金曜日に放送中。日本ではスーパー!ドラマTVにて放送中。(海外ドラマNAVI)

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Photo:『ブラックリスト』公式Twitterより