2009年から8シーズンにわたり米CWで放送された大人気恋愛ホラードラマ『ヴァンパイア・ダイアリーズ』。シーズン2で初登場し、後にスピンオフドラマ『オリジナルズ』の主人公になったニクラウス・"クラウス"・マイケルソンを演じたジョセフ・モーガンが、もともと4話にしか出演しないはずだったと明らかにした。英Digital Spyが報じている。
Instagramの生配信番組『Fandom Show』に出演したジョセフが、ゲスト出演からレギュラーへ昇格した経緯を説明した。「TV局のドラマシリーズにレギュラー出演することになったら、ほとんどの場合6年間の契約をする。僕は番組に参加する前にその契約にサインしたから、4話にわたるゲスト出演はレギュラーになる可能性があった。ある意味、製作側は何でもできたというわけだ。でも、最初からクラウスはシーズン3の最後で死ぬと考えられていた。だからシーズン2の終盤では、シーズン3を通してクラウスがヴィランになる予定で、シーズン3のラストで善良な奴が僕を滅ぼすはずだったんだよ」と、当初の計画について明かした。
しかし、最初の筋書きは変更された上、さらに出演回数が増えてスピンオフまで製作されることになったと述べている。「その後、いくつかのことが起こった。一つはクラウスに対するファンの熱い想いで、もう一つは僕がクラウスを演じることを楽しみすぎていて、『ヴァンパイア・ダイアリーズ』の設定ではクラウスのキャラクター像が発展する充分な余地がないと感じていたことだ」
そして、熱心なファンがスピンオフ版の実現に一役買ったことにも触れ、ファンがクラウスを主人公にしたスピンオフを「The Originals」と名付けて、予告編まで制作したのだという。それを観たジョセフとクレア・ホルト(レベッカ役)、ダニエル・ギリス(イライジャ役)が、「これは本当に素晴らしい。現実になるかもしれない」と思ったと明かした。
ジョセフが演じたクラウスを主人公にした『オリジナルズ』は、2013年より5シーズンにわたり放送された。さらに、現在はそのスピンオフドラマ『レガシーズ』も誕生し、本国アメリカでは1月21日(木)にシーズン3が放送開始されたばかりだ。(海外ドラマNAVI)
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『ヴァンパイア・ダイアリーズ』(c) Warner Bros. Entertainment Inc.