『ドクター・フー』キャストが再共演を果たす記念作品が見送りに

『ドクター・フー』のスピンオフとなる英SFドラマ『秘密情報部 トーチウッド』の放送開始15周年を記念して製作されたオーディオドラマが残念な理由で見送られたことが明らかとなった。米Comicbook.comが報じている。

『トーチウッド』の放送開始15周年を記念して製作された「Torchwood: Absent Friends」では、『ドクター・フー』で10代目ドクターを演じたデヴィッド・テナントと、『ドクター・フー』にゲスト出演し、『トーチウッド』にキャプテン・ジャック・ハークネス役で主演したジョン・バロウマンが声優を務め、リユニオンを果たした。

ところが、『ドクター・フー』と『トーチウッド』の撮影セットでジョンが何度も陰部を露出していた問題が再浮上した上、『ドクター・フー』でミッキー・スミスを演じたノエル・クラークも性的違法行為で調査中であることを受け、「Torchwood: Absent Friends」のリリースがキャンセルとなった。

オーディオドラマを製作したBig Finish Productionsは、「我が社は、毎月のリリース・スケジュールから「Torchwood: Absent Friends」を削除する決断を下しました。現時点では、本作をリリースする予定はありません」と声明を発表している。

最近、ノエルがジョンの不適切な行動について語った過去の動画がネットで再び注目を集め、先週にジョンがその行動について再び謝罪の声明を発表。舞台裏で同僚を楽しませる目的のみでその行動を起こしていたこと、2008年11月に謝罪して以来、自分の考え方と行動は変わったと述べていた。

『トーチウッド』でイアント・ジョーンズを演じ、ジョンと共演したギャレス・デヴィッド=ロイドは、ジョンは撮影で疲れ切ったスタッフやキャストを笑わすために冗談半分でその行動に出ていただけで、いつも寛大で優しく、協力的な主演俳優だったとジョンを擁護していた。(海外ドラマNAVI)

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「Torchwood: Absent Friends」Big Finish Productions公式Twitterより