ナムグン・ミンとイ・ソルの共演作『夫婦の結末』について、第6話までのあらすじと見どころについて紹介する。
ナムグン・ミンら俳優たちの好演・怪演が光る『夫婦の結末』

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2026年7月4日(土)からDisney+ (ディズニープラス)で『夫婦の結末』の配信がスタートし、第6話まで配信された(全12話)。
ナムグン・ミンとイ・ソルが『私たちの映画』以来の共演で話題となっている本作。脳外科医として活躍するカン・テジュ(ナムグン・ミン)と、テジュが働く病院の理事長を務めるコ・セユン(イ・ソル)。学生時代に知り合い結婚した二人は、お互いを尊重し合える仲睦まじい夫婦だった。
しかし、最近は家庭での会話はほぼなく、職場でも経営方針をめぐって対立している。かつての関係に戻りたいと願うテジュは必死にセユンに歩み寄ろうとするが上手くいかず、感情にまかせて「離婚しよう」と口走る。
ところがセユンは「あなたの願いを叶えたくないから」という理由で離婚を拒否。その夜、何者かがセユンを誘拐し、テジュにとって怒涛の日々がスタートする。
この記事では、ナムグン・ミンの鬼気迫る演技や脇を固める俳優たちの怪演、今後の展開について述べていきたい。
(以下、物語の内容にふれるネタバレがあります)
ナムグン・ミン&イ・ソル 冷え切った夫婦を襲う悲劇
ナムグン・ミンといえば、ポーカーフェイスでコミカルな動きをする男性を演じることが多い。『わずか1000ウォンの弁護士』では、たった1000ウォンの報酬しか受け取らない風変りな弁護士・ジフンを、笑いの要素たっぷりに演じていた。
また、「百想芸術大賞」作品賞および男性最優秀演技賞を受賞し、現在テレビ東京で放送中の『恋人〜あの日聞いた花の咲く音〜』では、非婚主義の謎めいた男(しかし実際は好きになった女性を一途に想う)をひょうひょうと演じている。

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今回ナムグン・ミンが演じるテジュは、医師としての使命感に燃える、誠実で穏やかな男性だ。妻に冷たくされても声を荒げることはなく、口うるさい義父にも歯向かったりしない。そんな彼が、妻の誘拐をきっかけにして怒りや不安などの感情を爆発させる。
「妻の誘拐にかかわっているのではないか」と警察に疑われて拘束されるシーンでは、取調室でイライラが募って怒りを露わにする。これまでの穏やかなテジュとは全く異なる雰囲気を出すナムグン・ミンの高い演技力に感服した。
また、セユンを助けるために、決死の覚悟で警察を脱出し、車での激しい逃走劇を繰り広げるシーンも見どころ。どこかぎこちなさを残したハンドルさばきをみせるナムグン・ミン。「素人が警察から必死に逃げるとこうなるのでは…」と計算して演技をしているのなら、さすがとしかいいようがない。

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一方でセユンを演じるイ・ソルは、責任感があり仕事はできるが気が強い人物だ。実父が経営する病院の理事長として、VIP患者を優先させるあざとさをみせ、夫のテジュとしばしば対立する。学生時代に知り合ったテジュとセユンだが、その頃からセユンは、どこか「上から目線」な態度で、正直、テジュがセユンのどこに魅力を感じたのか、いまのところよくわからない。
しかし、そんな二人も仲の良かった時代はあり、一人娘に恵まれたときのセユンは、母親らしいやわらかい表情をみせていた。しかし一人娘が亡くなり、それが二人の関係を変えた最も大きな理由であることは間違いない。
犯人のノ・マニ(キム・デミョン)から、今回の誘拐劇がテジュの依頼だと聞かされても「そんなことは信じない」と気丈にふるまうセユン。しかし、命からがら助けにきたテジュに対しては「あなたが依頼したの?」と怒鳴り、差し出された手を振り払い、素直になれない。いまのところ筆者は、セユンという女性に共感ができないのだが、ここまでテジュに対して頑なな心を持ってしまった経緯が、後半明らかになるのを待ちたい。

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サイコパス夫婦の登場で気になるもう一つの「夫婦の結末」
本作で圧倒的な存在感を示しているのが、誘拐犯ノ・マニ(キム・デミョン)と、第6話で登場した、ノ・マニの妻、ギョンエ(イ・サンヒ)だ。
キム・デミョンといえば、筆者の中では『ミセン -未生-』で、イム・シワンを優しく見守る先輩役としての印象が強い。ところが今回はうって変わって、不気味なサイコパス殺人鬼として登場している。粘着質でじわじわとテジュを追い詰めていく姿に背筋が凍る思いを味わった人も多いだろう。
また、妻のギョンエを演じるイ・サンヒもなかなかの怪演ぶりをみせている。最近では『わたしの完璧な秘書』で、ハン・ジミンが演じるワーカホリックの社長を支える親友役としての印象が強い。そのため、監禁先から脱出したセヨンを迎えたのがギョンエだとわかると「セヨン、助かったかも……」と不覚にも思ってしまった。
ところが、このギョンエという人物は、夫のマニよりもやっかいかもしれない。何よりもマニがギョンエの言いなりになっていることがうかがえるからだ。なぜこの夫婦は、テジュとセユン夫婦に執着しているのだろうか。マニとギョンエ夫婦の結末からも目が離せない。

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誘拐劇を引き起こした本当の理由は?
マニの正体を突き止めたテジュが利用したのは、病院の患者に関するデータだった。「過去に自身が診た患者が事件に関係しているのではないか……」と考えたからだ。逃走中のテジュが病院に忍び込み、データを見たことを警察から知らされ、動揺したのが、なんとセユンの父だった。
娘婿のテジュに対して優しく接することができず、病院の利益を第一に考える自分勝手な人物であることは、これまでの話の流れで容易に判断できる。セユンの父が必要以上に病院のデータ流出をおそれているのは、きっと深いわけがあるのだろう。
マニとギョンエ夫婦が乗っていた車には、「子どもが乗っています」というステッカーが貼られていた。しかし子どもの姿はどこにもない。これが今回の誘拐事件と関わっているような気がするが、後半の展開から目が離せない。
(文・咲田真菜)

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韓国ドラマ『夫婦の結末』配信情報
『夫婦の結末』は、Disney+ (ディズニープラス)で独占配信中。毎週土曜日・日曜日に一話ずつ配信される。
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