『SATC』続編の撮影中に亡くなったウィリー・ガーソン、彼が演じるスタンフォードはどう描かれた?

人気ドラマ『SEX AND THE CITY』で、主人公キャリーにとってかけがえのない親友、スタンフォードを演じたウィリー・ガーソン。彼は続編ドラマ『AND JUST LIKE THAT... / セックス・アンド・ザ・シティ新章』の撮影中だった2021年9月に57歳という若さで亡くなった。ウィリーが演じるスタンフォードの退場は、どのように続編シリーズで描かれたのだろうか? 米TV Lineが報じている。(※本記事は、のネタばれを含むのでご注意ください)

『AND JUST LIKE THAT...』は、30代の時よりもさらに複雑になった50代の日々を送るキャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)、ミランダ(シンシア・ニクソン)、シャーロット(クリスティン・デイヴィス)たちの友情や生活の変化を描く。

続編シリーズで、ウィリー扮するスタンフォードは第1~3話に登場していたが、第4話以降は姿を見せていない。その第4話「新しい友人」で彼は自分がマネージャーを務める10代のTikTokスターと一緒にツアーへ行くために東京へ引っ越すと、キャリー宛てに手紙を残し、彼の退場劇が描かれた。また、その手紙には夫アンソニーが離婚を望んでいることも記されていた。

ウィリーががん闘病の末、撮影中に亡くなった事情を踏まえると、物語からの突然の退場は致し方ないだろう。製作総指揮のマイケル・パトリック・キングによると、ウィリーはシリーズ全10話に出演する予定だったという。しかし、彼の不在を説明なしに進めることはできず、すでにスタンフォードがTikTokスターのマネージャーとして働いているとの筋書きがあったことから、彼が日本へ行く展開にしたと明かした。

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『AND JUST LIKE THAT... / セックス・アンド・ザ・シティ新章』Photograph by Craig Blankenhorn / HBO Max