『iCarly(iカーリー)』ギビー役ノア・マンクの現在は?リブート版に出演しなかった理由
Instagramアカウント@mirandacosgrovea より

3月28日(金)より日本でもParamount+にて独占配信が開始する『i カーリー(アイ・カーリー)』のリブート版『iCarly(iカーリー)』。オリジナル版で人気を博したギビー役ノア・マンクは残念ながら続編へ登場していないが、その理由は何だったのだろうか。また、現在はどんな活動をしているのか紹介していこう。

 

『i カーリー(アイ・カーリー)』の人気キャラ

ノア・マンクは、ニコロデオンの大ヒットドラマ『iカーリー』でギビー・ギブソンを演じ、一躍人気者となった。ドラマ開始当初は脇役だったが、ノアの個性的な演技が話題を呼び、レギュラーキャストへと昇格。シャツを脱ぐ奇抜な行動や、愛らしい天然キャラでファンの心をつかんだ。だが、表面的なユーモアだけでなく、彼の演技にはギビーの魅力や脆さがにじみ出ており、『iカーリー』の成功に大きく貢献した。

ギビー主演のスピンオフは実現せず

実は、ギビーの人気の高さから、ニコロデオンは彼を主人公としたスピンオフ『Gibby(原題)』を企画。物語は、ギビーが地元のレクリエーションセンターで働き、内気な子どもたちをサポートするという内容だった。2012年にパイロット版が撮影され、現在もYouTubeで視聴可能だ。しかし、最終的にネットワークは『サム&キャット』のシリーズ化を決定し、『Gibby』は見送られた。

ノア・マンクが続編に出演しなかった理由

2021年にリバイバル版『iCarly(iカーリー)』が制作されたが、ノアは出演を見送った。その理由について、彼はポッドキャストでこう語っている。

「感謝はしているけど、同時に嫌悪感もある。僕のキャラはジョークの的で、サンドバッグのような役割だった。だから、ギビーとは複雑な関係なんだ」

ノアにとって、ギビーは大きな成功をもたらしたが、その役割には葛藤もあったそう。彼の不参加により、リバイバル版ではギビーの存在すら言及されなかった。一方で、実の弟であるイーサン・マンクは、シリーズで再びガッピー役として1話だけだが登場した。

『それいけ!ゴールドバーグ家』で見せた新たな一面

ノアは『i カーリー(アイ・カーリー)』後も俳優として活動し、米ABCの人気コメディシリーズ『それいけ!ゴールドバーグ家』に出演。「裸のロブ」ことロバート・スミス役で登場し、ギビー同様にシャツを脱ぐキャラだが、より深みのあるコメディを披露している。これにより、彼の演技の幅が広がったことが証明された。

Instagramアカウント@thegoldbergsupdatesより

そして現在、ノアは俳優業だけでなく、クリエイティブな才能も発揮している。YouTubeチャンネル「Sadworld」では、元ニコロデオン子役とは思えないほどのシュールでダークなホラーコメディを配信。また、音楽活動も行い、かつては「NoxiK」、現在は「Noah Praise God」の名でエレクトロニックやヒップホップの楽曲を発表している。

リブート版『iCarly(iカーリー)』全3シーズンは、Paramount+(パラプラ)で3月28日(金)より独占配信スタート。Paramount+で配信中のおすすめドラマはこちらより。(海外ドラマNAVI)

参考元:Screen Rant

Photo:Instagramアカウント@mirandacosgroveaより