名作の多い韓流ドラマ。その中でも、思わず涙が溢れてしまうような感動の韓国時代劇を5作ピックアップした。
泣きたい人必見の韓国時代劇
青春ウォルダム ~運命を乗り越えて~
『青春ウォルダム』は、日本でも人気のボーイズグループZE:Aのパク・ヒョンシクが主演のミステリー。呪われた世子(=王位継承者)と、家族殺害の犯人という汚名を着せられた名家の娘という、苦しい運命を背負う二人が、互いを救うために不可解な謎に立ち向かう。タイトルの「ウォルダム」とは「壁を越える」という意味。ファンとチェイ、そして二人とともに謎を解き明かす4人の若者たち。6人が問題を乗り越えようと奮闘する姿にも注目したい。主演のパク・ヒョンシクによるOSTの切ない歌声も涙を誘う。
商道 [サンド]
『商道 [サンド] 』は、大商人イム・サンオクを主人公に描かれたヒューマンドラマ。清国に高麗人参を売って莫大な財産を築くという偉業を成し遂げたサンオクは、李氏朝鮮最高の交易商人となった実在の人物である。貧しい境遇から這い上がったサンオクの人生は順風満帆というわけにはいかない。この史実をもとにした波乱万丈のストーリーは、多くの視聴者の心を打つ。
鉄の王 キム・スロ
しかし、実はチョンギョンは、難破船で赤子を産んでいた。激しい嵐で子を亡くしたと考えていたチョンギョンだが、その子は鍛治職人のチョバンに拾われ育てられている。その赤子こそが、予言の子であるキム・スロなのだった。
『鉄の王 キム・スロ』は、残っている資料も少なく謎に包まれた伽耶を題材にした最初のドラマといわれる。その伽耶の初代王キム・スロを主人公にして、のびのびと描かれた本作は、まるでタイムスリップしたかのようにリアルな鉄器の製造シーンが話題に。また、スロを取り巻く人間関係や、運命に翻弄されながらも惹かれ合う恋愛模様も大きな見どころ。
大風水
『大風水』は日本でも馴染み深い風水をテーマとして描かれた異色のドラマだ。『鉄の王 キム・スロ』でも主人公を演じたチソンが主演を務めており、今作では、神眼を持つ父の才能を受け継いだカリスマ性あふれる役どころを演じている。朝鮮建国のために、風水学を駆使して奔走する熱いストーリーはもちろん、主要人物であるモク・チサン、イ・ジョングン、ユン・ヘインの三角関係からも目が離せない。
不穏
現実と仮想世界を行き来して展開する緊迫した展開に引き込まれる『不穏』は、今や売れっ子となった『椿の花咲く頃』や『ミッドナイト・ランナー』のカン・ハヌル初主演作品でもある。一話約10分の全6話構成(韓国で放送された際には一話)で短くまとまったドラマだ。
生まれ持った身分を変えることはできないが、それでも希望を捨てずに立ち向かおうとするジュンギョンを応援したくなる『不穏』では、カン・ハヌルの瑞々しくも堂々とした演技を堪能できる。等身大のジュンギョンの心情に、撃ち抜かれてしまう視聴者も多いようだ。
感動の韓国時代劇を視聴しよう!
どんな時代にも感動の物語がある。時代劇×涙さそうストーリーの化学反応を、あなたも楽しんでみてはいかがだろうか?
この記事で紹介した5作品は、すべてLeminoで配信中。この他にも、『オクニョ 運命の女(ひと)』や『宮廷女官 チャングムの誓い』など、必見の韓国時代劇が配信中だ。時代劇に限らず、現代を舞台にしたラブコメやミステリードラマ、韓国バラエティ番組など、豊富なラインナップが揃っている。
(海外ドラマNAVI)
Photo:『青春ウォルダム~運命を乗り越えて~』© STUDIO DRAGON CORPORATION/『商道』©2001MBC/『鉄の王 キム・スロ』© MBC 2010 All Rights Reserved./『大風水』©SBS©2014 BSFUJI Corporation.ALL RIGHTS RESERVED/『不穏』©2013 MBC