Netflixオリジナルドラマ『オルタード・カーボン』に出演の尾崎英二郎からコメントが到着!

Netflixにて2月2日(金)より世界同時配信となった、フィリップ・K・ディック賞受賞のリチャード・K・モーガンによるSF小説を映像化したSFハードボイルドドラマ『オルタード・カーボン』。同作に出演する尾崎英二郎からコメントが届いた。

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本作の舞台は300年後の世界。そこでは人間の心がデジタル化され、"スタック"に保存した心を新しい身体(スリーヴ)に埋め込むことで、肉体の乗り換えが可能となっている。主人公のタケシ・コヴァッチは新たなスリーヴにスタックを埋め込まれて数世紀後の世界に生き返り、資産家であるローレンス・バンクロフトの殺人未遂事件の真相を追うことに。何度も生き返ることが可能な世界で、誰がなぜバンクロフトを狙ったのか? そしてコヴァッチの隠された過去とは?

主人公タケシ・コヴァッチを演じるのは『THE KILLING ~闇に眠る美少女』や『ハウス・オブ・カード 野望の階段』で知られるジョエル・キナマン。バンクロフト役は『ROME[ローマ]』のジェームズ・ピュアフォイ。

シリーズ第1話の監督は『ゲーム・オブ・スローンズ』のミゲル・サポチニク。さらに撮影監督に『SHERLOCK/シャーロック』のネヴィル・キッド、美術は『ファイヤーフライ 宇宙大戦争』のキャリー・マイヤー、衣装は『エージェント・オブ・シールド』のアン・フォーリーなど、実力のあるスタッフが揃った。

尾崎は第7話「野良犬」に、ヤクザのボス、サイトウ役で登場する。今回の出演について尾崎は、「実写の作品で悪役にキャストされることはこれまであまりなかったので、また一歩、新たな経験ができました。ウィル・ユン・リーとディーチェン・ラックマンがシーンの共演者だったことも大きかったです。お二人とも米国で最も活躍中のアジア系俳優ですから。特にディーチェンは、『エージェント・オブ・シールド』で同じエピソードにキャストされた経緯があるので、今回の初共演を喜んでくれたんです。緊迫感のあるシーンでしたが、日本語のセリフのアクセントを現場で少し教えたり、良い雰囲気の中で演じることができました」と語っている。

共演者だけでなくスタッフにも顔なじみがいて助けられたという。「衣装担当のアン・フォーリーが僕のことを『エージェント・オブ・シールド』から覚えてくれていて、初めて衣装合わせでスタジオ入りした際、再会の瞬間にとても気が楽になって助けられたんです。数百年先の未来が舞台ということで、ヤクザといっても非常にスタイリッシュな衣装がいくつも候補になっていて、その中から着合わせ、何パターンも試したのちに決定しました。1エピソードのわずか1シーンであっても、そこまでこだわる体制には感服です」

"『ブレードランナー』を超えるフューチャー・ノワールの傑作"とも言われるスケールの大きさには、彼も驚いたそう。「撮影の美しさと視覚効果のレベルの高さはもちろんですが、想像力をフルに尽くして作られた未来世界のセット美術も、時代を超えたキャラクターたちの衣装も見事なクオリティでした。サイトウの登場シーンのためにロケ地に建てられたセットも凝ったデザインで、そこに初めて足を踏み入れた時には雰囲気に感動し、撮影チームや共演者を含むすべての環境の贅沢さに興奮を覚えました。過去に『ブレードランナー』や『攻殻機動隊』『AKIRA』のようなサイバーパンクSFの作風に心をときめかせた方は、本作の出来映えにハマることは間違いないですし、息を呑む圧巻のビジュアルの連続だと思います。R指定の生々しさで描かれるジョエル・キナマンやウィル・ユン・リーらのハードボイルド・アクションも見どころです」と述べている。

『オルタード・カーボン』(全10話)はNetflixにて配信中。(海外ドラマNAVI)

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『オルタード・カーボン』
尾崎英二郎