『ゲーム・オブ・スローンズ』スピンオフ、前日譚は製作中止&ターガリエン一族の物語はシリーズ化!

大ヒット大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の前日譚が製作されるというニュースは度々お伝えしてきたが、残念なことに製作中止になることが明らかになった。米Deadlineなど複数メディアが報じている。

期待も大きかった前日譚だが、関係者によるとショーランナーの脚本家のジェーン・ゴールドマン(『キングスマン』シリーズ)は、出演者や製作スタッフに、パイロット版で終わりだとすでにメールで伝えているという。

今年の夏に米HBOのエグゼクティヴらがパイロット版を視聴したが、彼らはその内容には満足しなかったようだ。だが、その際はシリーズ化見送りを決定せず、ゴールドマンに「まずは手直しをするように」と伝えたそうだが、その結果を持ってもドラマ化するには至らなかったという。

情報筋によると、パイロット版は予算や人材、そして上層部と下層部でのクリエイティヴなアイデアの違いなど初期の段階から問題があったという。

本作は、本家の時代設定よりも何千年もの前の話となり、英雄たちの黄金時代から暗黒の時代へと下降していく過程を描き、ウェスタロスの歴史に隠された恐ろしい秘密やホワイト・ウォーカーの起源、スターク家の伝説などが明かされるという内容だった。原作者のジョージ・R・R・マーティンはこのストーリーについて、「スターク家は絶対に登場します。私の原作では、アザーズと呼ばれているホワイト・ウォーカーもです。古代のダイアウルフやマンモスもいるような時代の物語になります」とコメントしていた。

2018年6月に製作にゴーサインが出たこの前日譚には、豪華なキャストが名を連ねていた。主人公の一人で謎めいた秘密を隠し持つ、カリスマ性溢れる魅力的な名士役のナオミ・ワッツ(『ツイン・ピークス The Return』)をはじめ、ミランダ・リチャードソン(『ハリー・ポッター』シリーズ)、ジョシュ・ホワイトハウス(『風の勇士 ポルダーク』)、トビー・レグボ(『ラスト・キングダム』)、イヴァノ・ジェレマイア(『ヒューマンズ』)、ジョージー・ヘンリー(『ナルニア国物語』シリーズ)、ナオミ・エイキー(『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』)、ジェイミー・キャンベル・バウアー(『シャドウハンター』)、デニース・ゴフ(『THE FALL 警視ステラ・ギブソン』)、シーラ・アティム(『Harlots(原題)』)、アレックス・シャープ(『パーティーで女の子に話しかけるには』)ら。

一方、『House of the Dragon(原題)』というタイトルの『ゲーム・オブ・スローンズ』より300年前のターガリエン一族の歴史を描いた物語は、全10話となるシリーズ化が発表された。


『House of the Dragon』は、原作者のマーティンとライアン・J・コンダル(『COLONY/コロニー』)がプロデューサーを務め、"ターガリエン一族の終わりと始まり"とし、マーティン著の「炎と血」を題材にしているという。『Dr.HOUSE ―ドクター・ハウス―』や『オルタード・カーボン』、本家でも監督を務めたミゲル・サポチニクがメガホンを執る。コンダルとサポチニクはショーランナーも担う。

HBOのケイシー・ブロイズは、「『ゲーム・オブ・スローンズ』の世界は、物語が豊富です。サポチニク、コンダル、マーティンと共に、ターガリエン家の起源とウェスタロスの初期の時代を探求することを楽しみにしております」と、声明を発表した。

『ゲーム・オブ・スローンズ』のスピンオフは5つのプロジェクトがあると言われており、ナオミが出演する前日譚は最初に製作が決まった作品だった。第一弾スピンオフが製作中止となってしまった今、ファンとしては第二弾に期待をしたいところだ。(海外ドラマNAVI)

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