人気犯罪捜査ドラマ『NCIS:ハワイ』で3シーズンにわたりジェシー・ブーン捜査官役を演じたノア・ミルズが、名探偵シャーロック・ホームズの相棒として知られる医師、ジョン・ワトソンを主人公にした米CBSの『Watson(原題)』シーズン2にレギュラー出演中。
本作で、ワトソンのチームに所属する若い医師イングリッド役を演じるイヴ・ハーロウがノア演じるベックについてTV Insiderに語った。
(※この記事には『Watson』シーズン2のネタバレが含まれます。)
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『NCIS:ハワイ』キャスト、ホームズ外伝ドラマシーズン2にレギュラー出演!
人気犯罪捜査ドラマ『NCIS:ハワイ』で3シーズンにわたりジ …
ベックとの関係は“刺激的”で“恐ろしい”
ノア演じるベックは、イングリッドと同じく反社会性人格の傾向を持つ人物であり、ワトソン(モリス・チェスナット)がシーズン1で問いかけた「名探偵シャーロック・ホームズ(ロバート・カーライル)に似ているのか、それとも宿敵モリアーティ(ランドール・パーク)なのか」というテーマを再び想起させる存在となっている。
シーズン2第3話「Expletive Deleted(原題)」では、イングリッドがクリニックを後にする際、パーソナリティ障害を抱える人々のためのグループセラピーで出会ったベックが彼女を待っていた。
ベックはクリニックに興味を示し、「地元でテック系の若者と西海岸のシリコンバレーの自分の仲間をつなぐスタートアップを始めた」と語る。しかし、イングリッドは「私たちは反社会者のグループセラピーで出会った」と、ビジネス的な関係になることを拒否。さらにベックが「コーヒーでもどう?」と誘うと、それもきっぱりと断る。だが、彼が引き下がらないことを悟ったイングリッドは、「もう一度ここに来たら、殺すかもしれない」と警告する。それでもベックは怯むことなく、彼女に興味を示し続けるのだった。
イヴはこの関係について次のように語っている。「彼が“殺す”という脅しにまったく動じなかったことこそがイングリッドを惹きつけたんだと思う。彼女を本気で挑戦させる相手なんてそうそういないから。ベックは彼女に臆することなく、対等に渡り合える相手。まさに“同じゲームをプレイできる存在”なんです」
さらに彼女は、「ベックとは“自分と同じレベルにいる存在”で、まるで互いの鏡のよう」とも述べている。イングリッドにとって、ワトソンや他のメンバーに尊敬の念を抱く理由が知性であるように、ベックの場合は“同じ反社会性”こそが共通点なのだ。
今後の展開についてイヴは多くを明かさなかったが、「ベックとの関係は“刺激的”であり、“恐ろしい”ものになる」とだけ語った。「イングリッドは自分の衝動を抑えようとしている。でも、ベックはまさに彼女が抜け出そうとしている世界そのもの。彼の存在は彼女にとってスリリングでありながら、同時に危険でもあるのです」
イングリッド役のイヴとベック役のノア。
ノアがレギュラーで参加する『Watson』シーズン2は、米CBSで10月13日(月)より放送中。(海外ドラマNAVI)



