英国で今年秋にシーズン8が放送される『ドクター・フー』。同シーズンから新しく主人公のドクターを演じることになったピーター・カパルディ(『官僚天国!~今日もツジツマ合わせマス~』)は、もしかしたら1シーズン限りの出演にとどまるかもしれない、というウワサが浮上している。
このウワサは、The Mirror(英国のタブロイド紙The Daily Mirrorのオンライン版)が、複数の関係筋から得た情報として伝えたもの。それによると、もともとピーターは、番組を新しい(なおかつ、より過激な)方向に向け、道を切り開くための「移行期」のドクターとして選ばれたのだという。
その新しい方向性がどんなものなのかはわからないが、同サイトは、従来、白人男性が演じてきたドクターの人種または性別が変わるのではないか、または、シーズン5から製作総指揮を務めてきたスティーヴン・モファットが、いよいよ番組を離れるのではないか、などと推測している。
ただし、いずれも憶測の域を出ておらず、ウワサを取り上げた他のメディアやファンは、かなり疑わしいものととらえているようだ。
なお、公式の情報としては、番組のキャストに新たに加わる俳優として、サミュエル・アンダーソン(『ヒストリーボーイズ』)が発表されたばかり。ドクターのコンパニオン(旅仲間)であるクララ・オズワルド(ジェナ・コールマン)が、教師として勤める高校の同僚教師を演じることが決まっている。(海外ドラマNAVI)