ひとりぼっちの少年が、"歌"と人生の"師"に出会い、運命が変わる姿を描いた映画『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』。トロント国際映画祭ほか世界各国の映画祭にて称賛された本作が、本日4月2日(土)リリースされた。
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複雑な家庭環境に育ち、トラブルばかり起こしていた少年ステット。学校でもケンカばかりだった彼は、実はたぐいまれな美声の持ち主だった。そんな彼に名門少年合唱団への入学の話が入る。少年たちの育成を任されるのは、厳しい指導で知られるカーヴェル。彼は若い頃に才能を否定されて指導者の道に入った過去があり、才能を無駄にしているステットに厳しく接する。楽譜も読めず同級生たちからのいじめに遭いながら、次第に歌うことに魅了されていくステット。そんな時、由緒正しいコンサートでソロを歌うチャンスが与えられて――。
監督を務めるのは、オペラの演出家でもあり、『シルク』や『レッド・バイオリン』などの映画を手掛けたフランソワ・ジラール。グラミー賞で最優秀長編音楽映画賞を受賞している彼は、本作においても音楽へのこだわりを存分に発揮している。少年合唱団の指導をしているカーヴェルを演じるのは、アカデミー賞主演男優賞を2度受賞した名優ダスティン・ホフマン。少年たちの才能を開花させる指導者を熱演している。そして、孤独を抱えながらも、合唱団に入団し歌うことで成長していく少年ステットを演じるのは、本作が長編映画初出演となる期待の新星ギャレット・ウェアリング。
脇を固めるのは、世界中に一大旋風を巻き起こした大人気ドラマ『Glee/グリー』で、素晴らしい歌声と、車いすを巧みに操るパフォーマンスを見せたアーティ役のケヴィン・マクヘイル。『Glee』では生徒役だった彼が、今回は少年合唱団の教師を演じている。彼が少年たちに歌唱指導するところも見どころの一つだ。さらに、『ミザリー』でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、『ハリーズ・ロー 裏通り法律事務所』『アメリカン・ホラー・ストーリー』といった人気ドラマにも出演するキャシー・ベイツも出演している。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』
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