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ディザスター・アクション大作『ジオストーム』、NASA(ほぼ)公認の忠実なセットとは?

2018年1月19日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

天候を操る気象コントロール衛星の暴走が地球に引き起こす超異常気象を描いた『ジオストーム』が、1月19日(金)に公開となる。この度、本作に登場する気象コントロール衛星や地上管制室のセットが、NASA(アメリカ航空宇宙局)職員の折り紙付きのディティールであることが明らかとなった。

『ジオストーム』国際色豊かな俳優たちをキャスティングした理由とは?

天候を操る気象コントロール衛星の暴走が地球に引き起こす超異常気象を描き、人々の想像を遥かに凌ぐディザスター・アクション大作『ジオストーム』が2018年1月19日(金)に全国公開となる。そしてこの度、数かずの大ヒットディザスター映画に携わってきたディーン・デブリン監督が、本作に様々な国籍の俳優をキャスティングした理由を明…

気象コントロール衛星”ダッチボーイ”の内部構造は、本物の国際宇宙ステーション(ISS)を元に設計。監督のディーン・デヴリンは「NASAの人たちがアートワークとセットのデザインを確認しに来たんだけど、あのときは心臓がのどから飛び出しそうだったよ! 美術監督の仕事を絶対的に信頼していたけど、彼らから承認を得ることは私にとって重要だったんだ。そしてセットが忠実だとNASAの職員から告げられた時は心からホッとしたよ(笑)」と、映画のセットでありながら、NASAが認めたクオリティであることを明かした。

このセットを組んだのは、美術監督のカーク・M・ペトルッチェリ。彼は『ゴーストライダー』や『ファンタスティック・フォー:銀河の危機 』など数々の大ヒット作の美術を担当してきた。これまでデヴリン監督と何度も仕事をしてきたカークは、見た目も雰囲気も本物として説得力のある気象コントロール衛星をぜひとも作りたかったという。

「映画の気象コントロール衛星の基本構造の技術的、工業的、機械的要素を作るうえで、私たちが行った全てに論理的な根拠があります。実際に宇宙で撮影していなくとも、そう思えるように細部までこだわりました。クルーたちがどのように呼吸するか? 空中で粒子に何が起きるか? など、あらゆることを考えたんです。NASAでリサーチをした時、ISS内がどんなものかを実感できる機会を与えてもらいました。彼らは私たちの質問にとても真摯に答えてくれて、本当に助かりました」と、カークは語る。さらに「たとえ架空の物語のセットであったとしても、これまでNASAが培ってきたことに敬意を払い、彼らの科学的原則を尊重しようと考えました」と話し、嘘のないセットを作ることで協力してくれたNASAに対しての敬意を表したことを語る。

実際にこのセットの中で主人公を演じたジェラルド・バトラー(『キング・オブ・エジプト』)は、「セットのディティールは本当に素晴らしかったです。特に、気象コントロール衛星の貨物ドックと、NASAの地上管制室はすごかった! 役を演じる上で自然と役になりきれました。時折、本当に宇宙ステーションにいるように感じてしまい、ジェイクと一緒に宇宙への旅に出ているような感覚になりました(笑)」とリアルなセットが役を演じる上で非常に役立ったことを話した。

寒波、熱波、地割れ、洪水、竜巻、雷、そして雹。全てのディザスターがここに集う! 『ジオストーム』は1月19日(金)全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ジオストーム』
© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., SKYDANCE PRODUCTIONS, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

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海外ドラマNAVI編集部

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