『ザ・ミッシング』のスピンオフ、『バティスト~アムステルダムに潜む闇~』が日本初放送

アムステルダムの妖美な街並みの中に潜む闇とは...。英国ドラマ『ザ・ミッシング』シリーズのスピンオフ『バティスト~アムステルダムに潜む闇~(原題:Baptiste)』が、スーパー!ドラマTVにて独占日本初放送となる。

本作は、重厚な謎解きを描きゴールデン・グローブ賞にノミネートされたミステリードラマ『ザ・ミッシング』シリーズで、事件を担当した刑事バティストを主人公にしたスピンオフドラマ。

本家ではベルギーやドイツなどで撮影が行われたが、スピンオフでは舞台をオランダのアムステルダムに移し、現役を引退したはずだったジュリアンがある事件をきっかけに再度行方不明者の捜索を開始する。

元刑事ジュリアン・バティスト役はトルコ出身のチェッキー・カリョが続投。製作総指揮・脚本を務めるのはこちらも本家に引き続き、ハリー&ジャック・ウィリアムズ兄弟。二人は、エミー賞コメディ部門作品賞を受賞した『Fleabag フリーバッグ』でも製作総指揮を務めている。さらに、本家でエミー賞作曲賞を受賞したドミニク・シェラーも本作で音楽を担当する。

現役を引退しても、ヨーロッパで行方不明となった少年・少女の捜査を担当したフランス人捜査官ジュリアン・バティスト。これまで病気を抱えているにも関わらず、真相を追い求めて様々な事件を解決してきた。脳腫瘍の手術後は仕事から遠ざかり、娘夫婦が住むオランダ・アムステルダムに移り住み平穏な生活を楽しんでいたが、元恋人で地元警察の警視マルタから失踪した娼婦ナタリーの捜索を依頼される。

捜索願を出したのは、姿を消した姪ナタリーが唯一の肉親であるというイギリス人の叔父エドワード・ストラットン。麻薬依存から娼婦に転落した彼女の身を案じ、自力で探し出そうとしているエドワードの熱意に動かされ、ジュリアンは捜索を手伝うことに。ナタリーは何らかのトラブルに巻き込まれたのか、それとも危険を感じて自ら姿を消したのか。ジュリアンはエドワードと行動を共にし、捜査を進めていくのだが...。

姪を必死に捜索する叔父エドワード・ストラットンを演じるのは、『ナイト・マネジャー』で英国アカデミー賞助演男優賞を受賞したトム・ホランダー。ジュリアンの1番の理解者である妻セリア・バティスト役は『ホーンテッド』『スノーホワイト』のアナスタシア・ヒルが扮し本家から引き続き登場する。

風情ある美しい運河や家々と、赤いネオンが妖艶な雰囲気を漂わせる飾り窓地区の街並みの中に隠された闇を追う本作。ダークな雰囲気はそのままに、謎解きとは打って変わってはっとするようなスリラー色が全面に出る。相反する美しさと不気味さがストーリーを盛り上げる。

『バティスト~アムステルダムに潜む闇~』放送情報

スーパー!ドラマTVにて(全6話)
・5月3日(日)22:00~ 第1話先行プレミア放送
・5月15日(金)22:00~ レギュラー放送スタート

(海外ドラマNAVI)

Photo:『バティスト~アムステルダムに潜む闇~』(c)Two Brothers Pictures and All3Media International