大人気のサバイバルドラマ『ウォーキング・デッド』は争いの絶えない世紀末を描いているため、キャラクターが命を落として同役を演じるキャストが降板するということが珍しくないが、今回新たにあるレギュラーキャストが去るのではないかと話題になっている。英Digital Spyが報じた。
そのキャストとは、シーズン7から登場しているジェリーを演じるクーパー・アンドリュース。髭面が特徴のキャラクターだが、今月中旬にクーパーはその髭を綺麗に剃り、髪も整えた姿で自身のInstagramに登場。新しいルックスを公開したその動画で、「(外に出かけられない今は)みんなが髭を伸ばしているけど、4年ぶりに僕は剃ったよ。すっきりして寒いね。それだけの理由だよ。いや、他にも理由はあるかな」と笑って話していた。
先日放送が終了したシーズン10で、ジェリーは最後に登場した時点では生きていたが、そのシーンは彼との永遠の別れに繋がるかのような意味深な雰囲気を醸し出していた。ジェリーは、原作には存在しないドラマオリジナルのキャラクターであるため、今後の展開がまったく予想できない。
そんな状況でクーパーの投稿を見たファンたちは、「もうジェリーはいないんだ! 髭のないジェリーはジェリーじゃない!」「ジェリーよ、安らかに」「じゃあ、ジェリーは明らかに死ぬんだ」「いやだ! これってジェリーが死ぬってこと?」「あーだめだ。5月の終わりからロケがスタートするから、それまでに髭は伸びない。ジェリーはもう終わりだ」などと反応している。
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大予防のため、シーズン10フィナーレの第16話は放送延期に。「今シーズンは4月5日に放送した第15話で終わっています。今年の終わりに、最後のエピソードは特別編として放送する予定です」と放送局の米AMCは発表している。
同シーズンでは、シーズン3より登場していたミショーン役のダナイ・グリラが第13話「選択」をもって降板。一方で、放送延期となった第16話ではシーズン9で一旦降板していたマギー役のローレン・コーハンが復帰することが明かされている。
新シーズンの撮影開始が予定されている5月よりも遅れるという噂もあり、クーパーが降板するかどうかの真偽は不明だ。ただ、ジェリーの運命をファンが気にするのも、彼が愛されているだからとは言えるのではないだろうか。(海外ドラマNAVI)
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『ウォーキング・デッド』
(C)Gene Page/AMC