舞台は、ショーシャンク刑務所。閉鎖された棟で、檻に閉じ込められていた青年が発見される。彼が最初に発した言葉は「ヘンリー・ディーヴァー」という名前だった。そこから遠く離れたテキサスで弁護士として死刑囚を弁護するのがヘンリー・ディーヴァーだった。27年前、少年だったヘンリーはキャッスルロックで義理の両親と暮らしていたが、ある日突然行方不明になるという不可解な事件を起こし、時を同じくして養父が謎の死を遂げていた。刑務所で発見された青年によって故郷に呼び戻されることとなったヘンリーは、過去の自分が関わる事件の闇、そしてキャッスルロックという町が抱える不吉な謎に巻き込まれていく…。