実在の凶悪犯や殺人事件を検証するドキュメンタリーシリーズ。とある殺人事件の報道をベースに、最初の誤審から殺人事件に発展した経緯、さらに司法制度改革が本当に信頼のおけるプロセスなのかを検証する本作が取り上げたのは、2005年にフォトグラファーのテレサ・ハルバッチさんを殺した罪で収監されているスティーヴン・エイヴリー受刑者。彼はかつて犯していない暴行罪で有罪判決を受け、18年服役した後にDNA検査で無罪が証明されて2003年に釈放されていた。しかしその2年後、今度はテレサさんを殺害したとして逮捕され、仮釈放なしの終身刑になっていた。