1年前の”バッファロー・ビル事件”で世間の注目を浴びるもトラウマに悩まされ、デスクワークを続けてきたクラリス。彼女は同事件でクラリスに命を救われたキャサリンの母親で、当時は上院議員だったが今は司法長官になったルース・マーティンに呼び出され、二人の女性が殺された事件を調べるため、特別捜査班”ViCAP”に加わるよう命令を受ける。男性ばかりの職場で上司クレンドラーとの対立に苦しむなか、新たな同僚エスキヴェルや友人アーデリアを味方につけ、クラリスは行動科学をもとに捜査を開始する。次第に見えてくる二つの事件の関連性。やがて第3の殺人事件が発生する。