イングランド北西部の湖水地方に旅行客を迎えるゲストハウスをオープンした、元刑事のロバートと教師で妻のケイティ。静かに暮らす二人に、ロバートの元上司で友人でもある刑事マークが、ある頼みごとをしてくる。それはゲストハウスを、危険にさらされた人々をかくまうセーフハウス(隠れ家)にさせてくれというものだった。”最初の客”としてやって来たのは、見知らぬ男に付け狙われるブラックウェル一家。末息子が誘拐されかけたり、父親が暴力を振るわれたりするが、一家はまったく身に覚えがないという。ロバートは一家に何か秘密があるのではないかと考え、独自に調査を開始。そんな中、ロバート自身もある事件の悲しい記憶がよみがえるようになり…