ジャッキー・チェン最新作『シャドウズ・エッジ』から、SEVENTEENのジュンらが演じる神出鬼没のサイバー犯罪集団が、華麗な変装術で警察の追跡をかわしていく痛快な本編シーンが解禁された。
映画『シャドウズ・エッジ』概要
舞台は、マカオ。華やかな街の裏側では、正体不明のサイバー犯罪集団が暗躍していた。警察はなす術もなく、最後の切り札として呼び戻されたのは、追跡のエキスパート・黄徳忠(ジャッキー・チェン)。すでに現役を退いていたが、若き精鋭たちとチームを組み、最新テクノロジーと旧式の捜査術を駆使して、犯罪集団の“影”を追うー。
主演は、ハリウッドでも活躍するアクション映画界の伝説、ジャッキー・チェン。元マカオ警察の追跡のエキスパートとして、若手刑事チームとともにサイバー犯罪集団の摘発に挑む。元暗殺者で犯罪集団の首領を演じるのは、『愛人/ラマン』のレオン・カーフェイ。ジャッキーとは『THE MYTH/神話』以来、約20年ぶりの再共演となる。
犯罪集団の中核メンバーには、世界的人気を誇るK-POPグループ・SEVENTEENのジュン。初の悪役に挑み、華麗なアクションを披露。そのほか『シスター 夏のわかれ道』のチャン・ツィフォン、『山河之影 錦衣衛と謀りの王朝』のツーシャーなど、中国の若手スターが多数出演。
監督は、ジャッキーと『ライド・オン』に続きタッグを組んだラリー・ヤン。香港映画界の巨匠ジョニー・トー監督作品の脚本を多数手掛けたヤウ・ナイホイの監督デビュー作『天使の眼、野獣の街』を大胆に再構築し、原作の核となる設定を受け継ぎながら、新たな時代の物語として再び息を吹き込んだ。
本編シーンが公開!
今回、解禁となったのは、レオン・カーフェイ演じる元暗殺者・傅隆生率いる正体不明の犯罪集団を、刑事たちが必死に追跡する場面。SEVENTEENのジュンらが華麗な変装術で警察を翻弄していく痛快なシーンだ。
警察の監視システムを乗っ取り、巧妙かつ大胆な強奪を繰り返していた犯罪集団がマカオのホテルにいることをつかんだ警察は、大勢の刑事たちを投入し、犯罪集団を追う。
首領の傅隆生(レオン・カーフェイ)の指示により、胡楓(ジュン)はハット姿の紳士からホテルで働く白髪の老人に、小辛(チェイニー・リン)は、なんと長髪の女性に大変身。瞬時に変装していくため、一味を追う刑事がホテルのバックヤードで老人に扮した胡楓にぶつかったがまったく気づかない。
さらにホテル内のイベントに人が集まる中、必死の形相で捜索する刑事たち。その様子に今度は警官姿になった犯罪軍団は思わず冷笑し、素早い動きで人ごみに消えていく。
このシーンの中で、ハット姿の紳士、白髪で老年のホテルの従業員と、見事な変装をみせたジュンは、「老年メイクには少なくとも4〜5時間以上かかりました」と大変さを語り、「非常に細かい作業で、まずごく薄い特殊な人工皮膚を顔に貼り、その上から特殊メイクを施します。実際には顔だけでなく、首の部分にも一層貼られます。まるで映画でマスクを剥がすシーンのようで、本当に不思議です」と舞台裏を明かす。
また女装するチェイニー・リンは、上着からズボン、ペンダントまで一気に変身していく流れを完璧に演じるために、監督や衣装チームとの連携が欠かせなかったと振り返り、アクションシーンよりも緊張したという。
同じくジュンも、背後に警官が迫る中での変装シーンは「非常に素早く、緊張感のある状態で動く必要があった」と振り返りつつ、本編完成前に「僕は、青年メイクから中年メイク、そして老年メイクに変化していく自分の姿がスクリーンでどのように映るのか、とても楽しみにしています。また、観客の皆さんがこの場面を見たとき、どんな反応をするのかも楽しみです」と語った。実は、撮影時、老年メイクをしたジュンに、監督もレオン・カーフェイも最初は気づかなかったそう!
ラリー・ヤン監督は本作の変装シーンについて、「映画『グランド・イリュージョン』の変装のシーンに影響を受けた。国内のアクション映画で、変装をここまで多用するのは少ないと思うし、これは面白い挑戦だと思った」と、強いこだわりを明かしている。まるでスパイ映画のように相手を煙に巻く、華麗な変装シーンをぜひお見逃しなく!
『シャドウズ・エッジ』は12月12日(金)新宿バルト9ほか全国公開。(配給:クロックワークス)
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