香港で開催中の「ディズニープラス・オリジナル・プレビュー 2025」にて『ゴールドランド(原題)』から、パク・ボヨン、キム・ソンチョル、イ・ヒョヌク、キム・ソンフン監督が登壇した。
『ゴールドランド(原題)』パク・ボヨン、キム・ソンチョル、イ・ヒョヌクが登場!
ウォルト・ディズニー・カンパニー・アジア・パシフィックは、2025年11月13日(木)にウォルト・ディズニー・カンパニーが今後予定している配信作品を紹介する「ディズニープラス・オリジナル・プレビュー 2025」を香港ディズニーランド・ホテルで開催。
『ゴールドランド(原題)』は、人里離れた町出身の少女ヒジュが、偶然にも密輸組織から金の延べ棒を手に入れることから始まるスリリングな新シリーズ。
キム・ソンフン監督は「この物語では人間というものを本格的に描きたいと考えました。人間とはどれほど大きな存在なのか、そして、それをどのように管理すべきなのか。それについて語りたいという思いから、この物語を制作することになりました」と説明。
初めて挑む役柄について問われた主演のパク・ボヨンは、これまで演じてきた役柄とは大きく異なると強調した。「私がこれまで演じた役柄と一線を画したキャラクターになると思います。泥まみれになるような役柄で、意図せずに金塊を手に入れてしまうヒジュを演じます。最初は自分のものとは思わなかった金塊ですが、人間ってやっぱり欲望というのが芽生えていきます。その金塊を手に入れるために必死に頑張っていく、彼女のその変貌ぶりを表現できるんじゃないかなと思います」

キム・ソンチョルは、自身が演じるウギについて「金塊を持って逃げる生存者の姿が魅力的でした。金塊をなんとか自分のものとして守り抜こうとするその欲望は、自分にもあるんじゃないかと思って、今回の役柄に挑戦させていただきました」とコメント。

イ・ヒョヌクは、自身の演じるド・ギョンを含め、「人間が持っている基本的な欲望に関するキャラクターです。ご覧になる皆様が、『果たして自分にこれほどの金塊が手に入ったら、自分はどういう道を選ぶのか?』そこも考えていただける作品なんじゃないかなと思います」と、視聴者へ問いかけた。
作品のテーマにちなみ、「もし現実に金塊が手に入ったらどうするか?」という質問が飛ぶと、登壇者たちはそれぞれの“欲望”を明かした。
パク・ボヨンは「高額すぎて実感が湧かない」としつつも、「宝くじに当たったと思えば、それを大元(代所)にして、仕事で余裕を持って、ゆとりを持ってやっていくんじゃないかな」と、安定の基盤にしたいという現実的な願望を告白。
キム・ソンチョルは「ただほどこういうものはない」と前置きしつつも、「2,000億円くらいなら、やっぱりいいところに使うんじゃないかな」と、社会貢献への意欲を見せた。
イ・ヒョヌクは「あんまり目立つのは嫌なんです」と答え、「急にビルなどを買ってしまうと目立つので、少しずつ、目立たないように使うんじゃないかな」と、静かに資産を運用する堅実なプランを語った。

一方、キム・ソンフン監督は「使い道については悩ましい」としつつ、「この作品のためにキャストの皆さんがビジュアルを作るために、ちゃんと食事ができていないんですよ。ですから、まずは美味しいものを、ご馳走したい」と、スタッフやキャストへの感謝と労いを最優先する“監督らしい”答えで会場を和ませた。

共演者同士がお互いの新たな魅力を発見したというエピソードも披露された。
キム・ソンチョルはパク・ボヨンについて「初めて会った時はラブリーでキュートな役者だと思ったが、私が思った以上に、本当に大人しくて真面目、真摯なところに驚いた」と、内面の誠実さを称賛。
イ・ヒョヌクも「台本から見たヒジュの姿がそのまま見えている。現場で話し合うと、本当にもうヒジュそのものだと感じる時がある」と、パク・ボヨンの役への没入度の高さを評価した。
パク・ボヨンは、キム・ソンチョルとイ・ヒョヌクについて「初めて共演したが、会えば会うほど、キャラクターとのシンクロ率が高くなるのが目に見える。お二方の魅力を2倍知ることができた」と、現場のチームワークの良さをアピールした。
最後に、キム・ソンフン監督は韓国コンテンツ(K-コンテンツ)の強みについて問われ、次のように締めくくった。
「長い間、先輩から若手の役者まで、皆さんの努力があって、グローバルに世界的に人気を得ていると思います。それが魅力があると信じられているその状態で、我々がその魅力をもっと発信できるように、現場で頑張りたいと思っています」
『ゴールドランド(原題)』は2026年にディズニープラスで独占配信。
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