9月10日（水）の配信を前に、都内の映画館でドラマ『北極星』の第1話と第2話の先行プレミア上映会が開催された。
本作で主人公ムンジュ（チョン・ジヒョン）の警護室長パク・チャンヒを演じる、チュ・ジョンヒョクが急遽イベントに駆け付け、サプライズ登場。会場からは大きな拍手が巻き起こった。その様子をレポートする。
韓国ドラマ『北極星』先行上映会レポート
本作は、韓国の女性大統領候補と“秘密”を抱えた脱北者の孤独なふたりが、立場を超えて惹かれ合う“許されぬ愛”を描くスペクタクル・ロマンスだ。
南北朝鮮に迫る脅威によって翻弄される彼らの運命を描いた作品で、大統領候補の妻で外交官のムンジュをチョン・ジヒョン、ボディーガードとして雇った脱北者の男・サンホをカン・ドンウォンが演じる。
監督は『愛の不時着』で共同監督を務め、『涙の女王』もヒットに導いたキム・ヒウォンと、『犯罪都市 PUNISHMENT』のホ・ミョンヘンが担当。脚本は『シスターズ』を手掛けたチョン・ソギョンだ。豪華すぎるキャストの共演と一流のクリエイターが集結したことで、SNSを中心に配信前から話題となっていた。
ディズニープラスでの独占配信を前に開催された『北極星』先行プレミア上映会には、多くの韓ドラファンが集結した。そのイベントに、なんと本作に出演するチュ・ジョンヒョクが完全サプライズで登場。予期せぬ嬉しいサプライズに会場が沸く中、「皆様、こんばんは。僕は『北極星』でパク・チャンヒ役を演じたチュ・ジョンヒョクと申します」と挨拶すると、温かい拍手に包まれた。
「急遽駆けつけてくださったんですよね」というMCからの問いに、チュ・ジョンヒョクは「本来であればチョン・ジヒョンさん、カン・ドンウォンさんら、お兄さん・お姉さん方が来るべきところ、私が作品を代表して来たので、申し訳ありません（笑）」と謙虚な姿勢を見せた。その言葉に、会場から再び温かい拍手が響き渡る。
温かい歓迎ムードの中、チュ・ジョンヒョクが演じるパク・チャンヒの役柄について話が及ぶ。「私が演じたチャンヒは、大統領候補射殺事件後、ムンジュの警護を務めることになります。出身も正体もわからないサンホ（カン・ドンウォン）が警護チームに来て、チャンヒは戸惑いますが、感情を隠したままムンジュをサポートする人物です」と自ら役どころを説明した。
チョン・ジヒョンやカン・ドンウォンらレジェンド級の俳優たちとの共演を振り返り、「こんなに素敵な芸能人を初めて見ました。みなさんで全体リハーサルをしていた時、二人の目を見つめているとセリフが飛んでしまうくらい、かっこいい二人でした」とそのレジェンドぶりを絶賛した。
MCから「そんなふたりをこれから本編で見る視聴者の皆さんはどうなってしまうのか」と聞かれると、「私の顔はもう皆さんの記憶にも残らないだろうと思います」と冗談交じりに話し、会場からは笑いがこぼれた。
改めて、配信前から期待が寄せられている本作の見どころを聞かれたチュ・ジョンヒョクは、「一つ目の見どころはポスターを見てわかるように、ムンジュとサンホの完璧なビジュアル、ふたりのロマンス、関係性、ビジュアルの相性がなによりも魅力ではないかと思います」と、これから本編を観る来場者の期待感を一層高めた。
さらに、先に本編を視聴しているMCが「様々な作品に出演しているチュ・ジョンヒョクさんが、本作ではまた違う硬派なイメージを見せている点も見どころではないか」と話すと、会場からは再び拍手が起こる。チュ・ジョンヒョクは照れくさそうに日本語で「ありがとうございます」とコメント。「このようにお褒めの言葉をいただいて鳥肌が立っています。気恥ずかしい感じもします」と謙遜した。
『涙の女王』『ヴィンチェンツォ』『シスターズ』など、軒並み大ヒット作を手掛けるキム・ヒウォン監督との仕事について聞かれると、「この作品には、多少重たい内容も含まれていますが、俳優たちが現場にくると誰もが幸せな気持ちになったんです。それは監督のおかげで、私たちを楽しませてくれたり、暗い雰囲気をすべて明るいムードに変えてくださる監督でした」と振り返った。
すると、監督から日本のファンへのテキストメッセージを預かってきたことを明かし、その場で披露するというさらなるサプライズが。
「まずは日本のファンの皆さんにお会いするために伺いたかったのですが、会場に行くことが叶わず残念です。ただ最も信頼しているチュ・ジョンヒョクさんを送りましたので安心しています。日本の皆さんは作品の分析に長けていて、そして一度愛情を持つと、深く長く愛してくださる視聴者の皆様だと知っています。いつも感謝しています。そして本作ではアジアの情勢が描かれている背景もあり、そのような意味でも共感していただけたら嬉しいです。メロドラマとスリラーにこだわってこの作品を作りましたので、楽しんでいただけたら嬉しいです。」と『北極星』のPR大使として、監督の言葉を伝えてくれた。
日本でも人気急上昇中のチュ・ジョンヒョクだが、日韓の俳優陣の交流も盛んになっている昨今にちなみ、今後共演してみたい俳優や監督を聞かれると「本当にたくさんいらっしゃいますが、日頃から日本のドラマや映画が大好きでよく見ていて、李相日監督が大好きで「怒り」という映画が好きです。是枝裕和監督も個人的にファンです。」と明かし、「ご連絡をどうぞお待ちしています」と監督らにアピールして見せた。
日本でも人気急上昇中のチュ・ジョンヒョクだが、日韓の俳優陣の交流も盛んになっていることにちなみ、今後共演してみたい俳優や監督を聞かれた。「本当にたくさんいるが、普段から日本のドラマや映画が大好きでよく見ていて、李 相日監督が大好きで『怒り』という映画が好きだ。是枝裕和監督も個人的にファンだ」と明かし、「ご連絡をどうぞお待ちしている」と監督らにアピールした。
最後に「『北極星』のプロモーションで日本の皆さんの前に立たせていただき、この作品を日本で初めて見る観客の皆さんの前で、この作品を知ってもらえるようにプロモーションできていることをとても光栄に思います。そしてこのように交流できることが不思議に感じられます。この作品は素晴らしい監督、スタッフ、俳優が集まって本当に素敵な作品を作り上げることができましたので、皆さんにも楽しんでみていただけると思います。この先ディズニープラスで配信されますので、続けてご覧いただけたら嬉しいですし、たくさんの関心をよろしくお願いします。そして周囲の方にも広めていただけたら嬉しいです。」と熱くPR。
最後に日本語で「『北極星』みてね！」とファンに向けてメッセージを寄せ、イベントを締めくくった。
豪華キャストとクリエイターで贈る、スペクタクル・ロマンス『北極星』はいよいよ9月10日（水）よりディズニープラスのスターで字幕・吹替が独占配信スタート！
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