韓国ドラマ『あやしいパートナー ～Destiny Lovers～』について、キャストやあらすじ、おすすめの配信サービスの他、ネタバレ感想など気になる情報をまとめてご紹介。
目次
韓国ドラマ『あやしいパートナー ～Destiny Lovers～』動画配信サービスでの配信状況
現在、『あやしいパートナー ～Destiny Lovers～』を配信しているのは以下の通り。
| 動画配信サービス | 配信状況 |
|---|---|
| U-NEXT（ユーネクスト） | 見放題配信 |
| Disney+（ディズニープラス） | 見放題配信 |
| Amazon Prime Video | 「アジアPremium」（※第1話まで視聴可能） |
| Hulu（フールー） | 見放題配信 |
| Lemino（レミノ）プレミアム | 見放題配信 |
| Abema（アベマ）プレミアム | 見放題配信 |
| Netflix（ネットフリックス） | 見放題配信 |
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そのほかのおすすめ配信サービス
Disney+でも『あやしいパートナー ～Destiny Lovers～』が配信されている。Disney+ではチ・チャンウク主演『最悪の悪』ほか、Disney+でしか見られないオリジナルの韓国ドラマが豊富なところが魅力だ。
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韓国ドラマ『あやしいパートナー ～Destiny Lovers～』作品情報
『最悪の悪』『サムダルリへようこそ』のチ・チャンウクが敏腕検事のジウク、『シスターズ』『リセット〜運命をさかのぼる1年〜』のナム・ジヒョンが弁護士を目指す司法修習生のボンヒを演じる本作。最悪の出会い方をした二人だが、ホンヒが冤罪に巻き込まれ、それをジウクが助けたことで切っても切れない縁ができる。これは悪縁なのか運命なのか?!
| 作品名 | 『あやしいパートナー ～Destiny Lovers～』 |
|---|---|
| 原題 | 수상한 파트너 |
| 放送局 | SBS |
| 放送期間 | 2017年5月10日～7月13日 |
| エピソード数 | 全40話（日本では30話で配信） |
| 演出 | パク・ソノ チョン・ドンユン（『京城クリーチャー』『ストーブリーグ』） |
| 脚本 | クォン・ギヨン（『リンク：ふたりのシンパシー』『君を憶えてる』） |
| キャスト | チ・チャンウク、ナム・ジヒョン、チェ・テジュン、クォン・ナラ、チャンソン ほか |
ジウクを演じるチ・チャンウクのスマートにスーツを着こなすエリート検事の姿、ボンヒを演じるナム・ジヒョンのキュートで弾けた演技が見どころとなっている。
本作のOST（オリジナルサウンドトラック）でチ・チャンウクが「君が好きな101の理由」の歌唱で参加しているのも注目だ。
韓国ドラマ『あやしいパートナー ～Destiny Lovers～』あらすじ
高い起訴率を誇り、弁護士の間では最悪の検事と呼ばれているジウクは、地下鉄で痴漢に間違えられる。相手は司法修習生のボンヒで、その後も偶然の出会いを重ね、検事研修でジウクはボンヒの指導検事となった。ある日、ボンヒの元恋人ヒジュンが何者かに殺害され、ボンヒが容疑者になってしまう。担当検事になったジウクに無実を必死に訴えるボンヒ。犯罪を憎むジウクはボンヒを起訴しようとするが、どうしてもボンヒが犯人だと思えず、思いがけない行動をとる。それがジウクとボンヒの「悪縁」の始まりだった。
韓国ドラマ『あやしいパートナー ～Destiny Lovers～』予告編
韓国ドラマ『あやしいパートナー ～Destiny Lovers～』キャスト
『あやしいパートナー ～Destiny Lovers～』の主要キャストを紹介しよう。
ノ・ジウク（キャスト：チ・チャンウク）
起訴率No.1の敏腕検事。過去に幼なじみで恋人だったユジョンに浮気されたトラウマがある。地下鉄でボンヒに痴漢と間違われて以来、何かと縁があり、ついには自身が担当する事件の被告人として目の前に現れた。彼女の無実を信じたために、天職だと思っていた検事の職を追われ弁護士に。ボンヒらと事務所を切り盛りしていくことになる。幼い頃に火事で両親を亡くした辛い過去があり、ボンヒとの運命的につながっていることが判明する。
2008年に映画で本格的にデビューし、ドラマ『奇皇后』で元の皇帝・タファンを演じ、その端正な顔立ちに注目が集まりブレイク。その後『ヒーラー～最高の恋人～』など多数のテレビドラマで主演を務めている。近年では『最悪の悪』でアクションを披露し新境地を開いている。
ウン・ボンヒ（キャスト：ナム・ジヒョン）
弁護士を目指す司法修習生。何をするにも一生懸命だが、恋人に浮気されたり、殺人の容疑者にされたりお騒がせな人生を送っている。最初は痴漢に間違えたジウクだが、殺人の濡れ衣を晴らしてくれたことで恋心を抱くようになる。過去に父親を火事で亡くすという辛い過去があるが、心優しい母親と力強く生きている。
2004年にドラマでデビュー後、子役として活躍。『ショッピング王ルイ』でヒロインを演じ、子役のイメージを脱却すると、その後も『100日の郎君様』や『リセット～運命をさかのぼる1年～』で主演を務めるなど、順調な活動を続けている。
チ・ウニョク（キャスト：チェ・テジュン）
弁護士でジウクの幼なじみ。ジウクの元恋人であるユジョンと浮気したためジウクに絶縁されている。ボンヒが濡れ衣を着せられた殺人事件の弁護を担当したことでジウクとの縁が復活。ジウクの弁護士事務所に移籍する。軽く見えるがユジョンを一途に愛する純粋な人物。仕事ができ心優しく公私ともにボンヒの相談相手になる。
子役としてデビューし、数々の作品に出演。最近では『だから俺はアンチと結婚した』で注目を集めた。私生活では2022年1月に女優のパク・シネと結婚し、第一子をもうけている。
チャ・ユジョン（キャスト：クォン・ナラ）
検事でジウクの元恋人。ジウク、ウニョクとは幼なじみだったが、ジウクと恋人同士になってからは微妙な三角関係になる。ジウクと別れたあとも未練があり、復縁を迫るが上手くいかない。次第にいつもそばで見守ってくれるウニョクの存在の大切さに気付いていく。
アイドルグループ「HELLOVENUS」の元メンバー。日本でも大ヒットしたドラマ『梨泰院クラス』で、パク・ソジュンの初恋の相手を演じ注目を浴びる。
チャン・ヒジュン（キャスト：チャンソン／2PM）
ボンヒの元恋人で司法修習生。ハンサムだが女癖が悪く、浮気の現場をボンヒに取り押さえられる。ある夜ボンヒの部屋を訪ねたとき、何者かに襲われ無念の死を遂げる。
アイドルグループ2PMのメンバーとして活躍する一方でテレビドラマにも数多く出演。近年では『ボラ！デボラ～恋にはいつでも本気～』で、ユ・インナの恋人役を演じている。
【ネタバレ】犯人は誰！？『あやしいパートナー』感想
第1話でボンヒがジウクを痴漢と間違え、その後のドタバタぶりを見たら典型的なラブコメで展開していくのだと思いきや、意外な展開が待ち受けていた。ボンヒが元恋人・ヒジュン殺しの犯人にされてしまったのだ。ボンヒを演じるナム・ジヒョンがボサボサの髪の毛でティッシュを鼻に詰めるなど、振り切った演技を見せていただけに、サスペンスの展開に正直なところ驚いた。
だからといってコメディータッチがなくなるわけではない。深刻な状況でありながらもボンヒとジウクのやりとりは笑えるし、脇を固めるベテラン陣が良い味を出している。ジウクを支える検察捜査官（後の法律事務所事務長）のパン係長（チャン・ヒョクジン）とジウクの養父であるピョン代表（イ・ドクファ）のコンビは味わいのあるやりとりで笑わせ、ジウクの養母（ナム・ギエ）とボンヒの母（ユン・ボギン）のバトルもドラマに彩りを与えている。ベテランが元気なドラマは見ていて楽しい。
ジウクとボンヒを取り巻く人たちはいい人ばかりなだけに、犯罪に関わる人たちの悪人ぶりが際立つ。殺されたヒジュンの父でソノ地方検察庁のチャン地検長（キム・ホンパ）は検察の隠蔽体質を地でいく人物で、息子殺しの容疑をかけられたボンヒをなんとか犯人に仕立て上げようと証拠を捏造する。ジウクの判断でボンヒが釈放された後は首を絞める暴挙に走るとんでもない人物だ。
そしてボンヒを陥れたヒジュン殺しの真犯人で、かつ連続殺人犯のチョン・ヒョンス（ドンハ）は、一貫してクズな人間だった。殺人に正当な理由などないが、物語の中盤でヒョンスの狂気的な犯行のきっかけは、恋人を暴行した人たちへの復讐だと少しばかり同情したが、なんとヒョンス自身が暴行加害者だったことが判明。あまりにも意外な展開に「嘘だろう～！」と呆れてしまった。
比較的早い段階で犯人がヒョンスだと分かるが、二転三転する殺伐とした展開の中で、ジウクとボンヒが恋愛模様を繰り広げる。くっついたり離れたり、韓国ドラマあるあるのシーンがたくさんあるが、二人の仲睦まじい姿や美しいキスシーンにうっとりするファンも多いだろう。
うっとりといえば、ジウクとウニョクのイケメンぶりもその一つ。チ・チャンウクとチェ・テジュンの並びは眼福にあずかること間違いなしだ。こんなイケメンの弁護士に囲まれて仕事ができるボンヒがうらやましいし、二人と幼なじみのユジョン（クォン・ナラ）も贅沢の極みだ。
全30話というと長く思えるかもしれないが、中だるみすることなくテンポよく観ることができる。見応えがあるので、特に法廷モノが好きな人におすすめしたい作品だ。
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Photo:『あやしいパートナー』(c)SBS
