韓国ドラマ『商道(サンド)』を無料で視聴できる動画配信サービスは? | あらすじ・キャスト

これは、高麗人参を売った男のドラマである。

貴族や王族、武将などを題材にすることの多い歴史ドラマの中で、このドラマは少し特殊な存在だ。一般人である商人にスポットを当て、その生き様を描いた歴史小説を映像化したのが、歴史ヒューマンドラマ『商道(サンド)』である。

本記事では、高視聴率を記録した本作を紹介したいと思う。全編無料で視聴可能な動画配信サービスや登場人物、キャスト、あらすじなどをまとめた。

 

韓国ドラマ『商道(サンド)』を視聴できる動画配信サービス

現在、『商道(サンド)』を配信しているサブスクサービスは以下の通り。

U-NEXT(ユーネクスト)見放題配信
Hulu(フールー)見放題配信
Amazon Prime Video(アマゾンプライム)「韓国ドラマ・エンタメ Channel K」チャンネルで配信中(第1話無料)
Disney+(ディズニープラス)×
Lemino(レミノ)×
Netflix(ネットフリックス)×

『商道(サンド)』を無料で見るならU-NEXTとHulu!

『商道(サンド)』は現在U-NEXTとHuluにて全話見放題配信中。Amazon Prine Videoでも視聴可能だが、無料なのは最初の一話のみ。それ以降は有料レンタルをするか、別料金の追加チャンネルである「韓国ドラマ・エンタメchannel K」に登録する必要がある。

それぞれに多くの人気コンテンツが配信されているため、この機会にぜひ登録してみてはいかがだろうか。

韓国ドラマ『商道(サンド)』作品情報

『商道(サンド)』は、賎民の身分から身を立て商道を追求し巨商となった実在の人物、イム・サンオクの波瀾万丈なサクセスストーリー。彼を取り巻く商人たち、邪魔をするライバル、そして彼に想いを寄せる3人の女性たちの関係性を描き、驚異の視聴率33.1%を叩き出した。

原題상도(英題:The Merchant)
チャンネルMBC
放送期間2001年10月15日~2002年4月2日
話数全50話
演出イ・ビョンフン(『宮廷女官 チャングムの誓い』『馬医』『トンイ』
脚本40回までチェ・ワンギュ(『ホジュン ~伝説の心医~』『朱蒙(チュモン)』)
41回以降チョン・ヒョンス(『階伯(ケベク)』『朱蒙(チュモン)』)
キャストイ・ジェリョン、キム・ヒョンジュ、イ・スンジェ、チョン・ボソク、ホン・ウニ、キム・ユミ、 イ・ヒド、パク・イナン

韓国ドラマ『商道(サンド)』あらすじ

18世紀の朝鮮、義州。貧しい境遇に生まれたイ・サンオクは、夢を果たせずにいた父の代わりに訳官(翻訳者)を志し、厳しい環境にも負けずに懸命に学ぶ日々を過ごしていた。

ある日、父とともに清国の商団に加わった際、二人は松商の大房パク・チュミョンによって密輸入の濡れ衣を着せられてしまう。冤罪にも関わらず、父は容赦なく打ち首にされ、サンオクは命こそ助かったものの、奴隷の身となってしまう。

父を亡くした上に国有の奴隷である官奴婢という境遇に追いやられ、つらく苦しい日々を送るサンオク。そんな中で、真鍮器屋で働くうちに、商人として優れた才を発揮し始める。

赦免令によって故郷に戻ったサンオクは、父の無念を晴らすべく、商人として生きることを決意するのだった。

韓国ドラマ『商道(サンド)』キャスト

高麗人参の貿易を成功させて巨商となった、心やさしき伝説の商人。そんなイム・サンオクの送った人生を史実をもとにドラマティックに描いた『商道(サンド)』。

ここでは、本作のメインキャラクターと主要キャストを紹介する。

イム・サンオク(キャスト:イ・ジェリョン)

本作の主人公。訳官を志していたが、商人になることを決意する。自分よりも他人の為に動く優しくて勇敢な人物。商道精神で茨の道を進んでいく。

演じたイ・ジェリョンは事故の後遺症により片目の視力がほとんどないが、そういったハンデを感じさせないような実力派俳優だ。本作品での演技が評価され、2002年のMBC演技大賞で男性最優秀演技賞を受賞した。

イ・ジェリョン
生年月日:1964年9月24日
主な出演作:『帝王の娘 スベクヒャン』『悪い女、善い女』

パク・タニョン(キャスト:キム・ヒョンジュ)

パク・チュミョンの一人娘であり、義州の女行首。利己主義な父親のやり方に次第に疑問を持つようになる、聡明な女性。当初はサンオクと衝突していたが、人を大切にする姿に次第に惹かれていく。

デビュー以来数々の賞に輝くキム・ヒョンジュが、芯のあるヒロインを演じきった。

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キム・ヒョンジュ
生年月日:1977年4月24日
主な出演作:『地獄がよんでいる』『きらきら光る』
Instagram:@khj_dang

チョン・チス(キャスト:チョン・ボソク)

サンオクのライバルにあたる湾商の大行首で、サンオクを強く妬んでいる人物。ありとあらゆる計略でサンオクを不当に妨害しようとする。

品のある顔立ちと確かな演技力で様々な役柄をこなすチョン・ボソク。本作では見事な悪役に扮した。

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チョン・ボソク
生年月日:1961年6月14日
主な出演作:『ジャイアント』『人生最高の贈り物 ~ようこそ、サムグァンハウスへ~』
公式Instagram:@boseog_jung

ホン・ミグム(キャスト:ホン・ウニ)

チスの婚約者だが、サンオクと婚礼する。タニョンに心を向けるサンオクを想う健気な女性。

タレントとしてデビューし、女優だけでなくバラエティやラジオなど幅広い活躍を見せるホン・ウニの演じる可憐なミグムに関心を寄せる視聴者も多い。

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ホン・ウニ
生年月日:1980年2月17日
主な出演作:『私たちは今日から』『悪い刑事』
公式Instagram:@pinkeh2015

韓国ドラマ『商道(サンド)』感想

貧しい境遇から努力と人柄で身を起こし、人々に慕われる伝説の大商人となったイム・サンオク。高麗人参を売るという大胆な発想と利他的な性格、苦難に立ち向かう姿に感動を覚えた。

あまりにも壮大なストーリーはフィクションだと思ってしまいそうだが、実在の人物の物語だというから驚きだ。作中で驚いたエピソードも、実は実際の出来事だったということも少なくない。他の登場人物も個性豊かで、ハラハラドキドキの展開に夢中になってしまった。

当時、『商道(サンド)』同時に放送されていたのがあのメガヒット作である『冬のソナタ』と、日本でいうところの大奥のような存在のドラマ『女人天下』であった。どちらもドラマ史に名を刻む超名作である。それゆえに、一見地味にも見える『商道(サンド)』は通常よりも話題となりにくい状況だった。それにも関わらず33.1%という高視聴率を叩き出したことからも、どれほどこのドラマの質が高いのかがよくわかる。

50話と長編な歴史ドラマだが、のめり込んで一気に見たくなる傑作だ。BSで放送の他、U-NEXTやHuluで全編視聴出来るので、多くの人に楽しんでほしい一作だ。

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