【イベントレポート】台湾BL『奇蹟』ファンミーティング in TOKYO |白范CP&陳艾CPら14人が登壇!楽しい企画盛りだくさんの賑やかなイベントに

大人気の台湾BLドラマ『奇蹟』の出演者合計13名が来日した「『奇蹟』ファンミーティング in TOKYO」。12月3日(日)に、昼・夜の部の二部制で、東京・品川にある昭和大学上條記念館上條ホールにて開催された。

今回は、そんなBLドラマファン必見のイベントの様子をお届け!

台湾BL『奇蹟』ファンミーティング in TOKYO イベントレポート

オープニングでは、浅草に修学旅行に来た設定のミニコント(?)が繰り広げられる――アーロン先生をハンクが探している。左右と後方のドアから、それぞれ学生に扮したメンバーたちが場内に入って来て、ジュンポンからイベントのスタートがアナウンスされた。

登壇したのは、合計13人。主演CP4である、白范CP(=カップル)のカイ・シュー(徐愷)&タロ・リン(林毓桐)、陳艾CPのナット・チェン(陳柏文)、ルイス・ジャン(姜典)。そして、本作で敵対する組織のキーパーソンとなるウェイン・ソン(宋偉恩)、その仲間ホアン・ジュンジー(黃雋智)、ファン・ジョールイの弟役アン・ジュンポン(安俊朋)。さらに、義雲盟の仲間アーロン・ライ(賴東賢)、ハンク・ワン(王碩瀚)。お店のシーンで登場するマックス・リン(林上豪)、シュエン・シー(石承泫)、キレイ・チェン(鄭齊磊)、マット・リー(李見騰)と、華やかかつ賑やかな舞台上に観客たちの目は釘付けに。

日本語で「こんばんは」と一言ずつ挨拶をするが、ハンクは何故か「Good night everyone」と英語、フランス語、韓国語で挨拶。皆から総突っ込みを受け、冒頭から仲の良さが伝わってくる。

奇蹟1203ファンミーティングレポ_2

‟奇蹟‟と思った瞬間…13人の回答は?

挨拶を終えると、早速、本作にちなんだ「奇蹟と思った瞬間は?」という質問が13人に投げかけられる。

ナット「この数日がまずは奇蹟の一つ。クランクアップの日にルイスと車で通った場所が、このドラマに出演が決まったと知らせを受けた場所だった。」

ルイス「タイに仕事でナットと行って、散歩に行った時、なかなかトイレが見つからず困った。マクドナルドがないかなあと思ったら、丁度Mのマークが見えて、無事トイレに行けてすっきりした」

カイ「一昨日空港に着いてタロに会った時、二人とも映画『レオン』に出てくる衣裳にそっくりな服を着ていた時」

タロ「今日、皆さんに会えた事が奇蹟」

ウェイン「ジュンジーと何作も一緒にドラマや舞台をやれて沢山の思い出があること。彼に出会えたこと」

ジュンジー「大学の面接に向かう時、台北で起こった電車の爆発事故に巻き込まれたけど、怪我もなく、大学も無事受かった事」
その話を聞いたウェインは「約8年前、その事故の30分前に、僕はジュンジーがいた場所にいたんだ」と、運命を感じさせる話を補足する。

ジュンポン「HIStory4 の時ファンミーティングをする話がコロナ禍で立ち消え、もう無いかなと思っていた。でも今回参加できたのは奇蹟だと思う」

ハンク「アーロンと少し共通する事で、大きな怪我を負ったけど、今健康でいられること」
アーロン「ハンクと人生の経験が似ているところがあって、共感し合える事がたくさんあることが奇蹟」
マックス「ハンクとアーロンと似ています。4年前大きな手術をしたけど、健康でこうやって皆さんに会えるのは奇蹟」

シュエン「人生には良い事も悪い事もあるけど、今年、新しい自分で毎日を過ごせるのが奇蹟」

マット「台北のMRTのホームで倒れて電車がかすったけど、今健康でいられるのが奇蹟」

そこでハンクが「2列目はみんなシリアスだね」とコメントする。

キレイ「小さい頃傷を負うような事をしたけど、今健康で過ごせるのは奇蹟」

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監督対決に運動会…わちゃわちゃ企画で大盛況!

ファンからのリクエストと質問に答えるコーナーに続いて始まったのは、白范CPと陳艾CPの‟監督対決”。ドラマのワンシーンを舞台上で再現し、その芝居を他のメンバーに演じて貰い、その出来を競うというものだ。

まずは白范CPの第5話「バックハグ」の芝居。ゾンイー役がジュンジー、ジョールイ役がジュンポン。女子高生役がキレイ、彼女のお母さん役でウェイン…まではいいのだが、ルイスとナットが扉、マックスが椅子、アーロンが机、マットとシュエンが木等、カイ監督の細やかな指示で、少し笑いを誘いながらも、可愛いシーンが出来上がる。

陳艾CPは、第6話「酔ったチェン・イーをアイ・ディーが挑発するシーン」。激しいシーンのため、本物の二人の演技にまずは会場が息をのんだ。配役は、チェン・イー役にハンク、アイ・ディー役はアーロン。そしてこれまた、ベッドにウェイン、ベッド脇のランプにジュンポン、クッションはマットとキレイ等の配役がされた。ハンクとアーロンは、会場を更にエキサイトさせる熱演。その素晴らしい演技に、甲乙つけがたい判定となった。

次に用意されていたのは、「本当のボスは誰だ!冬の大運動会」と称したゲームコーナー。ゲストとして登壇した義雲盟のボス、チェン・ドンヤン役のリアンジァー(亮哲)に、会場からは大きな歓声が飛んだ。紅白の玉をそれぞれの玉入れに入れて勝敗を決めるが、網をどこかに運んで行ったり、相手の網を下から突いて出してしまったりと、楽しい攻防戦が行われた。

次にデカパンツにCPが入り、客席を走る「デカパンリレー」がスタート。デカパンツの片足ずつにCPが入り、客席の通路を走ってタイムを競うゲーム。客席を走るCPを身近に見られて、観客は更に盛り上がっていた。

ファンの皆さんへのプレセント抽選、フォトセッションが行われた後、13人それぞれが最後の挨拶をする。そしてK4と呼ばれる白范CPと陳艾CPを中心に、皆で主題歌を歌うとアナウンスされるが、その後流れるのは「Happy Birthday」の音楽…そして、サプライズでカイがバースデイケーキを運んでくる。12月生まれの、タロ、ナット、ルイス、ウェイン、リアンジァーの4人祝ったバースデイケーキだった。

タロ「本当にびっくり。こんなに多くの人に祝ってもらったことは初めて」
ナット「僕も音楽が間違ったのかと思った。皆知ってたの?」
ルイス「ありがとう!本当に何が起こったかわからなかった」
ウェイン「知らなかった」

リアンジァーは、「会場にも12月生まれの方います?」と聞いて挙手をあおると、「Happy Birthdayを贈ります!」と会場のファンにも誕生日の言葉を贈り返していた。

最後に、主題歌「擁有你的明天」をリアンジァーを含めた14人全員で歌い、楽しかったファンミーティングのラストを飾った。

台湾BL『奇蹟』とは…?

『We Best Love』シリーズ、『HIStory』シリーズなど、人気BLドラマの脚本家として知られるリン・ペイユー(林珮瑜)が原作小説を手掛けており、台湾で「一番ドラマ化して欲しい小説」との呼び声も高かった本作。夏より配信が開始されると、回を追うごとに注目を集め、Rakuten TVで3日連続デイリーランキング総合1位、月間ランキング総合1を獲得するほどの人気ぶりを発揮した。

また、BLドラマらしく新世代の若手が集結した出演者が数多く出演し、大ヒット台湾BLドラマ『Be Loved in House 約・定~I Do』『正負之間~Plus & Minus』のアニタ・ソン(宋鎵琳)がプロデュースするなど、両作の製作チームが再集結した注目の最新作だ。

台湾BL『奇蹟』あらすじ

医学を志す高校生だったバイ・ゾンイー(白宗易/タロ・リン)は、怪我をし路上で倒れていたファン・ジョールイ(范哲睿/カイ・シュー)を助け、やむを得ず自分の家まで連れて行くことになる。成り行きで同じ屋根の下で一緒に過ごすことになった二人。アルバイトをしながら学校に通う孤独だったゾンイーは、ファン・ジョールイとの生活でヤクザ組織のメンバーとは知らずに惹かれていく。そして、組織のもめごとに巻き込まれ、ゾンイーは自らジョールイの代りに罪をかぶり刑務所に入ることになる。一方、ジョールイが所属する義雲盟のメンバーアイ・ディー(艾迪/ルイス・ジャン)は、幼馴染で同じ義雲盟のチェン・イー(陳毅/ナット・チェン)に密かに思いを寄せているが、チェン・イーは義父でボスのチェン・ドンヤン(陳東揚/リアンジァー)を慕っており、アイ・ディーは報われない思いをずっと抱えていた…。4年後、運命は再度4人をめぐり合わせる。お互いの幸せを取り戻すために、彼らは過去の過ちや後悔と向き合わなければならない。

台湾BL『奇蹟』作品概要

制作年2023年
制作国台湾・日本
話数25分×13話
プロデューサーアニタ・ソン(宋鎵琳)、リン・ペイユー(林珮瑜)
制作統括ジアン・ビンチェン(姜秉辰)
原作・脚本リン・ペイユー(林珮瑜)
監督ウー・モンタン (吳孟糖)
キャストカイ・シュー(徐愷)、タロ・リン(林毓桐)、ナット・チェン(陳柏文)、ルイス・ジャン(姜典)、ウェイン・ソン(宋偉恩)、アンガス・シェ(謝承均)、リアンジァー(亮哲)、ホアン・ジュンジー(黃雋智)、ボボ・ルオ(羅奕傑・ATOM BOYZ(原子少年))

台湾BL『奇蹟』視聴方法

『奇蹟』Blu-ray BOX & DVD-BOX<初回限定版>
2024年2月9日(水)発売

BD:16,500 円(税込)
DVD:13,200 円(税込)

【特典映像】メイキング、衣装合わせ、合宿風景など
【封入特典】ブックレット(8P)

<初回限定特典>【封入特典】フォトブックレット(8P)/<奇蹟>オリジナルフィルム風カード

発売元:エスピーオー/Rakuten TV/ビデオマーケット
販売元:エスピーオー

配信情報
Rakuten TV、ビデオマーケットにて全話好評配信中!

(海外ドラマNAVI)

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Photo:『奇蹟』©2023 “KISEKI: DEAR TO ME” Partners All Rights Reserved.