現在、日本発のサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN 新世界」が開催中であり、国内外から熱い視線が注がれている。グローバルボーイズグループの誕生に向けた新たな戦いを記念し、本稿では「PRODUCE 101」シリーズの誕生からこれまでの変遷、そして現在地について紐解いていきたい。
-
-
ボイプラだけじゃない!ABEMAで見れるK-POPオーディション番組一覧【最新】
ABEMAプレミアムで独占配信中のK-POPオーディション・ …
PRODUCE 101(プデュ)とは?誕生から社会現象になるまでの歴史
そもそも「PRODUCE 101」(通称:プデュ)とは何か。その歴史は2016年に遡る。番組タイトルにある「101」は参加する練習生の総数を示しており、視聴者が「国民プロデューサー」となって投票を行い、デビューメンバーを決定するという画期的なフォーマットを採用した。
この視聴者参加型のシステムは韓国全土で社会現象を巻き起こし、シーズン1のI.O.Iをはじめ、シーズン2のWanna One、シーズン3(PRODUCE 48)のIZ*ONE、そしてシーズン4(PRODUCE X 101)のX1といった、歴史に名を刻む圧倒的な人気グループを次々と誕生させた。彼らは絶大なファンダムを築き上げ、世界の音楽市場におけるK-POPの地位向上に大きく貢献した。
投票操作事件でブランドは崩壊?プデュが迎えた転換点
しかし、絶頂期にあったプデュシリーズは、2019年に発覚した「投票操作事件」によって大きな転換期を迎える。全シーズンにおいて制作陣による投票結果の不正操作が行われていたことが明らかになり、担当プロデューサーらが実刑判決を受けるという事態に発展した。
このスキャンダルの余波で、デビュー直後だったX1は早すぎる解散を余儀なくされ、IZ*ONEも一時活動休止に追い込まれるなど、韓国国内における「PRODUCE 101」のブランドは事実上崩壊した。
その後、Mnetは投票システムを刷新し、2021年に「Girls Planet 999:少女祭典」をスタートさせる。2023年には「Boys Planet」、2025年には「BOYS II PLANET」と「プラネットシリーズ」が、プデュの精神的後継作として、現在も新たなK-POPスターを生み出し続けている。
日プこと日本版「PRODUCE 101 JAPAN」の誕生と独自進化
一方、日本では2019年に吉本興業と韓国のCJ ENMによる合弁会社「LAPONEエンタテインメント」が設立され、日本版である「PRODUCE 101 JAPAN」(通称:日プ)が産声を上げた。
シーズン1からはJO1、シーズン2からはINI、そして初のガールズ版となった「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」からはME:Iが誕生した。彼らは日本国内の音楽チャートを席巻するだけでなく、韓国の音楽番組にも出演するなど、K-POP業界においても確かな立ち位置を確立している。
しかし、日プ発のグループも決して順風満帆というわけではない。2025年にはスキャンダルが相次ぎ、JO1からは鶴房汐恩、ME:IからはCOCORO(加藤心)、RAN(石井蘭、SHIZUKU(飯田栞月)、KOKONA(佐々木心菜)、の4名が脱退・契約解除するというかつてない事態に発展した。
「PRODUCE 101 JAPAN 新世界」の見どころ完全ガイド
こうした数々の波乱と軌跡を経て、現在放送されているのがシリーズ第4弾となる「PRODUCE 101 JAPAN 新世界」である。本作は過去の日プシリーズから抜本的な変革がなされている。最大の違いは、日本の番組でありながら初めてMnet Plusを通じた世界同時配信が行われ、海外ファンによる「SEKAIプロデューサー」のグローバル投票が導入された点だ。
今作のデビューメンバーは、国内外の視聴者による100%の投票で決定する。過去作における投票権は国内の「国民プロデューサー」のみだったが、今作では世界同時配信に伴い、海外ファンによる投票を新たに導入。これにより、日本国内にとどまらず韓国や北米、欧州など世界中の声が直接結果に反映される、グローバルでバランスの取れたシステムへと進化を遂げている。
さらに、国内の練習生に加え、韓国や中国、アメリカなど世界各国からグローバル練習生が合流。番組を牽引する国民プロデューサーおよびSEKAI プロデューサー代表には、それぞれディーン・フジオカと少女時代のチェ・スヨンが務めるなど、真に世界を見据えたオーディションへとスケールアップしている。
4月9日、16日の放送では「グループバトル」が繰り広げられた。選曲も非常に多彩であり、先輩グループであるJO1の「Love seeker」やINIの「LOUD」にとどまらず、同じくサバイバルオーディション出身であるStray Kidsの「CASE 143」やENHYPENの「Bite Me」といったK-POPの人気楽曲が課題として与えられている。さらには、日本のトップシンガーである米津玄師の「IRIS OUT」や、Adoの「唱(Show)」といった難易度の高い楽曲もカバーされており、練習生たちは国境やジャンルを越えたハイレベルなパフォーマンスで火花を散らしている。
そしてついに明日となる4月23日の放送では、彼らの運命を大きく左右する第一回順位発表式が行われる。101人の練習生たちは、ここで一気に50人にまで絞られることになる。過酷なサバイバルの中で誰が生き残り、誰が涙を呑むのか。
過去の熱狂と悲哀、そして数々のドラマを内包しながら歩みを進めてきたプデュシリーズ。世界中のプロデューサーたちの熱い視線と投票によって選ばれる「新世界」の主役たちの軌跡から、今後も目が離せない。
「PRODUCE 101 JAPAN 新世界」配信情報
「PRODUCE 101 JAPAN 新世界」はLeminoで独占配信中! なお、過去の日プシリーズも独占配信中。
Leminoプレミアムは、新規の登録なら初月無料で利用できる。無料期間中に解約すればお金は一切かからない!
\新規は初月無料/








