日タイの豪華キャスト・スタッフが贈るボーイズラブコメディ『Dating Game～口説いてもいいですか、ボス!?～』が、ついに最終回を迎える。Snow Manの向井康二が初の海外ドラマ主演にして、全編タイ語の演技に挑戦したことでも大きな注目を集めた本作。その魅力を改めて振り返るとともに、気になる最終回の見どころをご紹介する。（ネタバレあり）
言語の壁を越えた熱演！向井康二が見せる新たな境地
本作で向井が演じるゲーム会社の鬼社長ジュンジは、普段はクールで冷徹だが、その内面には優しさと情熱を秘めているキャラクター。物語が進むにつれて見えてくるギャップが、多くの視聴者の心を掴んだ。
何と言っても特筆すべきは、向井が全編タイ語で演じきったことだろう。タイ出身の母親を持つ彼ならではの挑戦であり、流暢なタイ語のセリフ回しは、現地の俳優陣との見事な化学反応を生み出した。慣れない環境での撮影にもかかわらず、共演者と積極的にコミュニケーションをとり、笑いの絶えない温かい現場を作り上げたというエピソードからも、彼の真摯な役作りへの姿勢がうかがえる。
鬼ボス×オタク新入社員の“恋のミッション”
本作の舞台となるのは、ジュンジが社長を務めるゲーム会社PRISMSTAR。タイの人気俳優マーチ（チュターウット・パッタラガムポン）が演じるオタク気質なプログラマー、ヒルが入社するところから物語が始まる。
入社早々、ヒルは、愛してやまないキャラクターYukaが登場する人気ゲームのサービス終了を知ることに。動揺しながらも、お別れイベントの準備に全力を注ぐヒル。そんな彼の姿を見たジュンジは、彼を新作恋愛ゲームの開発プロジェクトに抜擢する。ゲーム開発の一環として、ヒルがジュンジを相手に、ゲームさながらの“恋のミッション”に挑む姿が描かれていく。
そんな本作最大の魅力が、主演二人が織りなす胸キュン必至の空気感。何事にも真っすぐなヒルと、一見クールでありながら時折優しい表情をのぞかせるジュンジ、二人の関係が少しずつ変わっていく過程を、俳優たちがリアルに演じる。
サブカップルの恋の駆け引きも見逃せない！
このドラマでは、ジュンジの親友パットとヒルの同僚ベイによる、もう一つの恋愛模様も描かれる。メインカップルとはまた違った雰囲気で展開していく二人の関係の変化も本作の魅力のひとつ。特に、プレイボーイなベイが、難攻不落なパットに戸惑う様子がたまらない。
そんなの出会いが描かれるのが第4話。パットがオーナーを務めるレストランで、女性3人と修羅場を繰り広げたベイ。初対面で最悪な場面を見られてしまったベイだったが、ジュンジからゲーム制作の一環として、キャラクターモデルの一人であるパットにアプローチするよう命じられる。しかし、印象が最悪だったパットは、ベイのアプローチを拒否。こうして、二人の攻防が始まることに。
パット役を演じるのは、タイBLドラマ界で絶大な人気を誇るフルーク（ナタット・シリポントーン）、そしてベイ役はユド（タンタット・ターリンピロム）が務める。フルークとユドは、同じくタイ発のBLドラマ『Make A Wish』でも共演しており、こちらもLeminoで見放題配信中。キャスト二人の魅力にハマりつつある人には、併せてこちらを視聴するのもおすすめ。
離れ離れの二人を待ち受ける未来とは？涙の最終回へ
さまざまなミッションを乗り越え、ついにリリースされた新作ゲームが大成功を収めたジュンジとヒル。二人の物語は、ジュンジが夢のプロジェクトを担うために、日本の本社へ呼び戻されたことで、大きな転機を迎える。夢をあきらめないことの大切さを知るヒルは、涙をこらえながらもジュンジを送り出すことに。
最終回の予告編では、「きっともうタイには戻れない」というジュンジの意味深な発言や、涙を浮かべる二人の姿も。離れた場所で互いを想い合う二人が、どのような未来を選択するのか、最後まで目が離せない展開が予想される。
国境を越えた愛の形を描き、今夏の話題をさらった注目のドラマ『Dating Game～口説いてもいいですか、ボス!?～』。向井康二が切り開いた新たな境地と、豪華キャストたちが紡いできた恋物語の結末を、ぜひその目で見届けてほしい。
『Dating Game～口説いてもいいですか、ボス!?～』配信情報
タイドラマ『Dating Game～口説いてもいいですか、ボス!?～』はLeminoで独占配信中。最終話は、9月29日（月）に配信予定。
※第1話は無料配信、第2話以降はLeminoプレミアム(月額990円(税込))にて配信
※ディレクターズカット版はタイ放送版に未放送シーンを追加
※最終話配信後、タイ放送版を期間限定で順次無料配信予定
＼新規は初月無料／
