韓国ドラマ『恋愛の発見』について、あらすじやキャスト情報、日本語字幕付きで視聴する方法をご紹介。さらに、実際に作品を観た感想もあわせてお伝えしていこう。
韓国ドラマ『恋愛の発見』は日本語字幕付きで配信されている？
残念ながら、現在『恋愛の発見』を配信しているサービスはない。
| 配信サービス | 配信状況 |
|---|---|
| Hulu | × |
| Amazon Prime Video | × | Disney+ | × |
| U-NEXT | × |
| Netflix | × |
どうしても視聴したい方にはDVDの利用がおすすめ。
中国リメイク版もおすすめ
本作の中国リメイク版『ロマンスは夏色〜恋愛の再発見！〜』も要チェック。韓国版のツンデレ俺様キャラの元彼と、とことん優しい同い年の今彼の構図はそのままに、中国ドラマならではのアクセントも追加されている。両国のバージョンを視聴すると、同じ設定のキャラクターでも少しずつ違って見えるのが面白い。ヒューマンドラマとしての側面も取り入れられているため、ただ甘いだけのラブコメではないのも評価されている点だ。こちらは現在U-NEXTで配信中（>>視聴ページ）。
韓国ドラマ『恋愛の発見』とは？
『恋愛の発見』は2014年に放送されたラブコメドラマで、メインキャラクター全員が30代という、大人の恋愛をテーマにした作品。ヒロインが、全く異なる男性二人の間で揺れ動く様子を描いている。若い頃の忘れかけていたピュアな恋愛も、大人の醍醐味である成熟した恋愛も、両方の側面を楽しむことが出来るのが特徴的だ。
韓国ドラマ『恋愛の発見』作品概要
| 原題 | 연애의 발견 |
|---|---|
| 制作 | JSピクチャーズ |
| 制作年 | 2014年 |
| 放送期間 | 2014年8月18日〜2014年10月7日 |
| 話数 | 16話 |
| 演出 | キム・ソンユン、イ・ウンボク |
| 脚本 | チョン・ヒョンジョン |
韓国ドラマ『恋愛の発見』あらすじ
ハン・ヨルムは数年前に少し傲慢で気の強い男性カン・テハと5年の交際を経て破局する。そんな苦い経験を乗り越えたヨルムは賢い恋愛のノウハウを身につけ、同い年で温厚なナム・ハジンと順調に交際中だった。しかし、給料の安定しないヨルムが結婚を切り出せずにいた頃、なんと一途だったハジンが見合いをしているとの情報を耳にする。怒り心頭で会場に乗り込んだ彼女が遭遇したのは、元彼のテハだった。
韓国ドラマ『恋愛の発見』キャスト
カン・テハ役：エリック
ヨルムの二歳年上の元彼。傲慢な態度が目立つが、ヨルムを気遣うような優しい一面も持つ。交際時代にヨルムと頻繁に喧嘩していた分、ヨルムの良き理解者でもある。現在は建設会社の代表。
オレ様で傲慢なヨルムの元彼カン・テハを演じたのはアイドルグループ神話のリーダー、エリック。彼のキリッとした顔立ちがテハのキャラクター像にぴったりだった。チョン・ユミとは『ケ・セラセラ』以来二度目の共演。
ハン・ヨルム役：チョン・ユミ
家具デザイナー。5年前までテハと付き合っており、現在はテハとは反対の寛容さと優しさを持ち合わせた整形外科医のハジンと付き合っている。ハジンとは結婚を見据えて交際しているが、自身の仕事の収入が不安定なこともあり、結婚に踏み切れない。
二人の男性の間で揺れ動く優柔不断なヒロインを演じたのはチョン・ユミ。20代のピュアで可愛らしい恋愛から、30代の悩ましくも成熟した恋愛までを演じ分けているのが見どころ。ずる賢い部分もあるキャラクターを愛らしく演じている。
ナム・ハジン役：ソンジュン
整形外科医で、ヨルムと同い年の彼氏。長身で甘いマスクと底抜けの優しさ、誠実さを持つ、文句なしの男性。幼少期に児童養護施設で過ごした過去があるが、ヨルムには打ち明けていない。また、その施設で共に育った妹のような存在アリムを探している。
完璧なナム・ハジンを演じたのはソンジュン。温厚で寛大な男性を演じているイメージのある彼だが、今回もそのイメージを全うしている。ヨルムとハジンの恋愛ではヨルムが主導権を握っており、言いたいことを言えないハジンには歯がゆさを感じるかも。
ユン・ソル役：キム・スルギ
家具デザイナーで、ヨルムと共に家具工房を経営している。誰かを好きになると脇目も振らずにアタックする性格で、恋愛をこじらせる傾向にある。そのため、この流れを変えるような今までとは違う恋愛をしたいと思っている。
恋愛ベタなユン・ソルを演じたのはキム・スルギ。彼女の持つ優しそうな雰囲気が、お茶目で少し天然な性格のソルの魅力を表現している。ピリついた空気を和ませる、ドラマの癒やし的存在。
イライラする!? 最終回まで視聴した感想
本作のポイントは何と言っても30代が主人公であること。それ故に、お金の話題など、切実な悩みを描くシーンや設定も散りばめられている。ヨルムが頭を悩ませる、現実的な恋愛をするか、情熱の向くままに恋愛をするか…という難問については、見ている側も気づかぬうちに一緒に考えこんでしまう。そういった共感度の高さがこの作品の最も面白い点だと思った。
また、全く異なるスタイルのテハとハジンを比較するのも面白い。放送当時、優柔不断なヨルムにイラつく！という声もありながら、視聴者の間でテハ派かハジン派かで論争も巻き起こった。ヨルムが悩むのも納得なほど両者いい味をもったキャラクターだったことは間違いない。
