許せない！不誠実な夫には正義の鉄槌を！訳アリ妻たちの三者三様の復讐劇『魔女は生きている～妻たちの復讐～』

大ヒット韓国ドラマ『私の名前はキム・サムスン』のキム・ユンチョル監督が贈る、不倫夫への妻の復讐劇『魔女は生きている～妻たちの復讐～』が9月13日（水）よりBSフジにて放送スタート。

悪びれず堂々と不倫をする夫が許せない主人公マリ。そして、やはり夫に泣かされるマリの二人の親友（ヒス、ジナ）も彼女と一緒に立ち上がり、妻たちの痛快なドラマが繰り広げられる。

本作の見どころは、何と言っても三人の訳アリ妻たちのそれぞれの状況が共感を呼ぶところ。ドラマの開始に先駆け、本作の魅力を掘り下げてみよう。

『魔女は生きている～妻たちの復讐～』あらすじ

その復讐は女たちを“魔女”に変える――

国民的アナウンサーの夫ナックと海外留学中の娘をもち、一見幸せそうな専業主婦のマリは、ある出来事がきっかけで夫が不倫していることに気がつく。しかし、ナックは反省するどころか記者会見を開き世間に堂々と不倫宣言をする。ナックから離婚してほしいと懇願されたマリは、ナックへの復讐を心に誓い、証拠を集めはじめる。そんな中、ヒスは夫ムヨンとは週末婚で、不妊治療や義母の看病に悩まされていたが、義母からある恐ろしい提案をされる。一方、夫ウビンの死亡保険金でリッチな生活を送るジナの前に、思いがけない人物が現れジナは衝撃を受ける。そんな中、それぞれ夫の事情を抱えたマリ・ヒス・ジナが5年ぶりに再会を果たし、三人はある計画を立てる…。

『魔女は生きている～妻たちの復讐～』相関図

『魔女は生きている～妻たちの復讐～』見どころ

◆不倫をしているのに開き直る夫を許せない！

主人公コン・マリの夫は、国民的人気アナウンサーのイ・ナック。二人にはアメリカに留学中の娘がいるが、浮気癖のあるナックは向かいのマンションの若い女性に夢中になり、彼女と一緒になりたいとマリに宣言。妻を傷つけた上に、記者会見まで開いて不倫の事実を世間に知らしめるナック。この開き直った態度にマリの怒りは爆発し、大人しくガマンするのはやめて、“魔女”のように執念深くナックを追い詰め、復讐することを誓う。

度々ぶつかり合うマリとナックは、取っ組み合いのケンカをすることも。かなり激しい夫婦のケンカは韓国ドラマならではの見どころ。ナックを絶対に許せないマリの体を張った凄まじい行動はとても真似できないが、気持ちはよく分かるし、痛快な彼女の復讐劇は見ているだけでストレス解消になる！

◆不妊治療に協力せず病気の義母の世話を押し付ける夫を許せない！

マリの親友のチェ・ヒスは、保険会社勤務で忙しい夫ナム・ムヨンになかなか会えず、週末婚のような状況。ヒスは一人で義母の介護をし、献身的に尽くしているが、子宝に恵まれず、積極的に不妊治療に臨むも、ムヨンはなぜかヒスを避けているように見える。

ムヨンは、ナックほど分かりやすい悪人の夫ではないけれど、不妊治療に付き合わなかったり、自分の母親の介護を妻に押しつけていたりと、どう見てもヒスに酷い仕打ちをしているとしか思えない。報われないヒスは、徐々に追い詰められていき、心境的に“魔女”化していく。そんなヒスは、三人の妻たちの中でも、思わず共感してしまう人が多いキャラクターではないだろうか。ムヨンのような夫の“暖簾に腕押し”感は、世の妻をイライラさせる要因で、やっぱり許せない！

◆死んだはずなのに迷惑を掛け続ける夫を許せない！

マリのもう一人の親友であるヤン・ジナは、かつて町内の少女たちの憧れの存在だったキム・ウビンを射止めて結婚するが、ウビンは早逝してしまう。ジナは夫の死亡保険金で裕福になり、第二の人生を楽しみながら暮らそうとしているが、生前ウビンは借金を抱えていて、死んだ後もジナは迷惑を掛けられ続けることに。

ジナとウビンの夫婦のストーリーは異色で、あまりネタバレできないが、ドラマが進むうちにジナが夫を許せないと思う気持ちは理解できる。成金のジナの行動はコミカルで、脂肪吸引してまでも若作りしようとするのがちょっと痛々しかったり、大金を持っているために狙われて大騒ぎになったりと、彼女はドラマを大いに盛り上げる明るい存在だ。

◆大人気の復讐ジャンルの韓国ドラマの中でも非常に斬新！

『夫婦の世界』や『妻の誘惑』など、不倫夫に復讐する妻をテーマにした韓国ドラマは人気で、これまでもたくさん制作されてきた。ドロドロ展開が多いジャンルだが、本作は“殺したいほど夫が憎い妻が魔女になってしまう”という例えで表現され、そんな歯止めがかからなくなった訳アリ妻たちが描かれるブラックコメディ。そのため、午前10時の時間帯に見ても暗い気分になることなく、むしろ痛快で、気分爽快にさせてくれるような斬新なドラマだ。

夫に不満を抱く視聴者は、マリがナックに復讐する様子を見て、自分ができないことを代わりにマリがやってくれている気持ちになれるかも？！　「復讐」ジャンルのドラマの中でも、非常に見応えのある作品と言えるだろう。

◆演じるキャストの素顔やキャリアも魅力的！

主人公のマリを演じるイ・ユリは、大ヒット復讐ドラマ『福寿草』や『凍える華』といった数多くの話題作に主演する、“ドロドロ愛憎劇の女王”という異名を持つ人気女優。『魔女は生きている～妻たちの復讐～』のキム・ユンチョル監督いわく、彼女は「撮影の3時間前には現場に入る、非常に真面目で一生懸命な役者」で、本作の激しいアクションシーンにもスタントなしで挑んでいるそう。

ヒス役のイ・ミニョンは、不倫がテーマの大ヒットドラマ『結婚作詞　離婚作曲』に出演して話題を呼び、ジナ役のユン・ソイは人気時代劇『皇后の品格』でも活躍した。

さらに、ナック役のチョン・サンフンは、売れっ子コメディ俳優で、視聴者が「酷い目に合っているところを見たい」と思えるようなユニークなキャスト。本作では、全力で“悪人の夫”を力演しており、その憎たらしさは見ものだ。

“魔女”を見事に演じきった、イ・ユリ、イ・ミニョン、ユン・ソイという三人の女優と、憎まれ役に徹するチョン・サンフン。魅力的なキャスト陣にもぜひ注目してほしい。

BSフジ 放送情報（※全国・無料放送）

魔女は生きている～妻たちの復讐～

「魔女は生きている～妻たちの復讐～」放送直前！制作の裏側を大公開 SP

『魔女は生きている～妻たちの復讐～』の放送に先駆けて、『「魔女は生きている～妻たちの復讐～」放送直前！制作の裏側を大公開 SP』と題した事前番組の放送も決定した。

キム・ユンチョル監督を中心とした“制作スタッフ”にスポットを当て、普段はあまり明かされない韓国ドラマの裏側に潜入！ また、主演俳優のイ・ユリとチョン・サンフンからは、ドラマの見どころや撮影秘話をたっぷり語ってもらう。ナレーションを務めるのは、韓国大衆文化ジャーナリストの古家正亨。韓国を多方面からよく知る、古家ならではのナレーションに注目だ。

MUSIC LIST – OSTって何？-【韓ドラ好きにおすすめ！】

さらに、BSフジでは韓ドラが大好きな方におすすめの番組『MUSIC LIST – OSTって何？-』も放送中。韓国ドラマに欠かせない「OST」（Original Sound Trackの略）に注目し、シーンと共にOST楽曲をプレイリスト的に紹介している。

また、9月10日（日）17:00～17:55には『MUSIC LIST -OSTって何？- inソウル 韓ドラロケ地巡り編』後編を放送！ ぜひ、こちらもあわせてチェックしてほしい。