韓国では、俳優としても活躍するアイドルのことを「演技（ヨンギ）ドル」という。今回は、そんな「演技ドル」の中でも際立ってその実力が評価されている6名をご紹介しよう。
目次
チャウヌ（ASTRO）
1997年3月30日生まれ。ASTROのセンターでサブボーカルを務めている。
漫画から飛び出したような完璧なルックスの持ち主で、“顔天才”の愛称を持つASTROのビジュアル担当メンバー。AROHA（ASTROのファンのこと）の間にも「推しは推し、チャウヌはチャウヌ」という名言があるように、万人に愛される存在である。
チャウヌというのは実は芸名で、本名はイ・ドンミン。芸名を使うようになったきっかけは、デビュー前に出演した事務所制作のwebドラマ『ASTROのTO BE CONTINUED』で演じたチャウヌというキャラクターが、本人のイメージによく合っていたことから。
その美しすぎる容姿を生かした青春恋愛ドラマへの出演が主だったが、近頃はミステリーや時代劇にまで活躍の幅を広げている。最近ではヒューマンサスペンスドラマ『ワンダフルワールド』で見せたこれまでのイメージとは異なる演技が記憶に新しい。また、2024年9月9日（月）放送の情報番組『ラヴィット！』（TBS系）にも出演し、バラエティにも対応する姿を見せた。
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チェ・ミンホ（SHINee）
1991年12月9日生まれ。SHINeeのメインラッパー、サブボーカルを務める。
目が大きく童顔の印象だが、実はムキムキの肉体の持ち主。よく食べ、よく鍛え、よく騒ぐ彼のニックネームは炎のカリスマで、とにかく熱情的な性格。
アイドルとしても俳優としても全力投球でまっすぐなミンホは、台詞を覚えることは大変かという質問に「難しいけど、それでも台本を全て覚えて100%にして本番で200%の力を出す」と答えた。また、役と自分の共通点を見出して表現するアプローチの仕方をしているという。
2024年8月10日（土）には、新ドラマ『家いっぱいの愛』が放映開始に。映画では8月16日（金）より日本公開したチェ・ジウの７年ぶりのスクリーン復帰作『ニューノーマル』に出演。同じく演技ドルとして活躍するBlock BのP.Oことピョ・ジフンと共演した。
『花郎 〈ファラン〉』『ユミの細胞たち』『家いっぱいの愛』『メディカル・トップチーム』
ド・ギョンス（EXO）
1993年1月12日生まれ。EXOではD.O.（ディオ）の芸名で活動し、メインボーカルを務める。
飄々とした空気感を持つギョンス。食べることが大好きで、自身のソロ曲のコールアンドレスポンスに食べ物の名前を入れるなど、飾らないところも彼の魅力のひとつだろう。
初演技の際は、初めから指導を受けると誰かのコピーになってしまうという懸念からあえて演技指導を受けずに挑んだという。天性のセンスと弛まぬ努力で、どんな役柄も見事に演じている。
現在は2025年公開予定の新ドラマ『彫刻都市（タイトル未定）』の撮影に入り、初の悪役に挑戦中だ。
『リーガル・クレイジー真剣勝負』『100日の郎君様』『大丈夫、愛だ』『神と共に』シリーズ
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チェ・シウォン（SUPERJUNIOR）
1986年4月7日生まれ。SUPERJUNIORのセンター、ボーカルであり、ビジュアルメンバー。
厳格なキリスト教徒で、韓国アーティスト初のユニセフ親善大使に就任するなどクールで品行方正な印象だが、性格はとても陽気。パク・ソジュン主演の『彼女はキレイだった』では二番手を務め、コミカルな“たくあん芸”を披露している。もちろん印象通りの真面目な努力家でもあり、コミカルなシーンともシリアスなシーンとも非常に真剣に向き合う。
8月17日(土)より新ドラマ『DNAラバー』が放送中だ（日本ではU-NEXTで本国同時配信）。
『彼女はキレイだった』『酒飲みな都会の女たち』『恋愛なんていらない』『DNAラバー』
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イ・ジュノ（2PM）
1990年1月25日生まれ。2PMでリードボーカル、メインダンサーを務める。
物怖じしない性格と忍耐力の強さで練習を積み重ねる、芯の強い人物。有名な演劇部がある高校に志願したり、ツアー中であろうと食事制限のために飴しか口にしなかったり、とにかく自分に厳しい努力家である。
実力が評価されず悩んだ時期もあったが、いつか自分の季節が来ると信じてストイックに努力を重ねた。その結果、主演を務めた『赤い袖先』では「2021MBC演技大賞」最優秀演技賞を受賞している。
最近では、Netflixで公開予定の『CASHERO』で主演を務めることが決定済み。手に持った現金と同じだけ力が強くなる超能力を得た平凡な公務員が、給料を全部使って世界を救うというストーリーだ。
『油っこいロマンス』『ただ愛する仲』『赤い袖先』『キング・ザ・ランド』
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ロウン（元SF9）
1996年8月7日生まれ。SF9の元メンバーで、リードボーカルを務めていたが、演技への情熱から俳優業に専念するため脱退した。
品のある顔立ちからか、ハイブランドのモデルやアンバサダーを任される機会も多い。それでありながら明るく社交的でトークが上手く、バラエティ番組にレギュラー出演するなど高いコミュニケーション能力が認められている。
演技力の評価も高く、現在のように俳優として注目される以前から『アバウトタイム〜止めたい時間〜』の弟役に抜擢され、頭角を現していた。主演を務めた『偶然見つけたハル』で一気に知名度をあげ、現在も躍進を続けている。
Disney+で配信予定の『濁流（タイトル未定）』で主演を務めると報じられている。
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演技ドルの出演作をチェックしよう！
演技力の高いアイドル、演技ドル。外見も実力も只者ではない彼らの出演作を是非チェックして欲しい。
