『恋人~あの日聞いた花の咲く音~』でイ・ジャンヒョンを演じたナムグン・ミンのオフィシャルインタビューが到着した。
『恋人~あの日聞いた花の咲く音~』ナムグン・ミン【インタビュー全文】
――『恋人~あの日聞いた花の咲く音~』に出演された感想を教えてください。
時代劇はとても久しぶりなので、少し緊張しましたが、キム・ソンヨン監督とは『黒い太陽』でご一緒したことがあったので、少し気が楽でした。とても面白く、ストーリーに魅了されて出演を決めました。
かなり久しぶりの時代劇でしたし、時代劇で主人公を演じた経験もなく、時代劇の話し方や衣装に慣れるのも大変だろうと思っていたんですが、アン・ウンジンさんや監督、スタッフの皆さんと息がとてもよく合って、大きな問題なく、無事に撮影できたと思います。
韓国の美しい場所は全て回りましたし、心配していた部分もすべてうまくいき、とても感慨深いです。
――役のために事前に準備したことや、特に気を付けた部分があれば教えてください。
これまでアクションシーンはたくさん撮影してきましたが、刀を使うアクションは初めてだったので、コツを掴むまで時間がかかりました。そして、やはりラブストーリーと言うこともあり、普段よりスキンケアに気をつけました。
――イ・ジャンヒョンというキャラクターの魅力は何だと思いますか?共感する部分もありましたか?
見た目はふてぶてしくも純朴な人のように見えます。真実の愛に気づいた後は、とても一途で、一人の女性をこんなに愛することができるのか、と思わせてくれる、そんな魅力があるキャラクターです。共感できる部分もありますが、何しろあまりにも能力が高いキャラクターですから…。
――撮影中の大変だったこと、楽しかった・良かったことがあれば教えてください。
撮影期間が一年と長く、移動時間も長かったのが少し大変でした。まげや韓服は、最初は少しぎこちなかったのですが、すぐに慣れました。
良かった点は、ラブストーリーはパートナーとの相性がとても重要だと思いますが、アン・ウンジンさんは人柄もとても良く、演技もとても上手な俳優さんで、息がピッタリ合いました。
そして、私は普段あまり外出をしない方なんですが、今回、美しい自然を見られる機会が多くてよかったです。
――アン・ウンジンさんとのシーンの中で、特に記憶に残っているシーンやセリフがあれば教えてください。
名シーンが本当にたくさんありますが、特に青麦畑でキスをするシーンです。日暮れ時に撮影したんですが、カメラ監督が光や色味にこだわってくださり、とてもきれいな画が撮れたと思います。
そして、君のところにまた戻ってくると言ったのに、ナム・ヨンジュン(イ・ハクジュ)のせいでそれが叶わなかったので、「本当に憎いな」というセリフがあります。こういうセリフをどうやって言うんだろう? と思ったほど、とても恥ずかしいセリフだったんですが、むしろ多くの方々が気に入ってくださったようで、ありがたかったです。
ほかには、最後にギルチェ(アン・ウンジン)が瀋陽での体験を告白した時、「抱きしめてあげないと。すごく痛かっただろうから」というセリフがあるんですが、あまりにも没頭していて、どのように映ったかとても気になります。そのシーンは台本で読んだだけでもとても美しくて、期待していたんです。
――アン・ウンジンさんに演技についての助言をしたと聞きましたが、どんな助言をされたんですか?
アン・ウンジンさんはもともと演技が上手な俳優さんなので、迷っている時に、自分を信じろという話をたくさんしたと思います。
――撮影場所が一ヶ所ではなく、全国各地だったと聞きました。一番記憶に残っている撮影場所があるとしたら?
武陵渓谷です。素朴な美しさを感じられます。おすすめです。
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