新たな韓国ドラマが続々と登場する一方で、時々無性に観たくなるお気に入りの名作を持っている人は少なくないだろう。本記事では、何度もリピートしたくなる懐かしの名作韓国ドラマ5選を紹介したい。
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懐かしの名作韓国ドラマ5選
美しき日々
2001年に韓国で放送され、日本では2004年から2005年にかけてNHK総合で放送された作品。『冬のソナタ』で大ブレイクしたチェ・ジウと「韓流四天王」の一人として人気を博していたイ・ビョンホンの共演で話題となった。
韓国の大手レコード会社ビクトリーレコードの御曹司、ミンチョルを演じるイ・ビョンホンと孤児院で育ち苦労して美大に進学したものの、休学してビクトリーレコードでアルバイトをするヨンスのいわゆる「身分違い」の恋模様を描く。ミンチョルの異母弟、ソンジェをリュ・シウォンが演じ、ヨンスとの三角関係も展開された。
物語の後半ではヨンスが慢性骨髄性白血病になるなど、これぞ韓国ドラマ！といった要素が盛りだくさんで、チェ・ジウの代名詞ともいえる泣きの演技が堪能できる。初々しいシン・ミナがイ・ビョンホンの妹役で出演しているのにも注目したい。
宮廷女官 チャングムの誓い
2003年に韓国で放送され、日本では2005年にNHK総合で放送されて以降、韓国時代劇の代表的な作品として君臨しているといってもいいだろう。韓国ドラマを観るのは女性が多い中、この作品は男性にも人気があった点が非常に興味深い。
奴婢から王の主治医まで上り詰めた医女・チャングムを演じたのは、イ・ヨンエ。全54話の大作で、18歳から母親になるまでの波乱万丈の人生を持ち前の高い演技力で魅せた。師匠となるハン尚宮（ヤン・ミギョン）との師弟愛に涙を流した人も多かっただろう。
また常にチャングムを見守る武官・チョンホ役を演じたのが、チ・ジニ。二人が徐々に惹かれ合っていき、チャングムがどのような境遇にいようと支え続ける姿に感動した人もいるのではないだろうか。
宮廷を舞台に殺伐とした出世争いが描かれる一方で、物語の前半は王の食事を担当する水剌間（スラッカン）が舞台となるため、おいしそうな韓国宮廷料理を楽しめるのも魅力の一つ。物語の後半は、医女となったチャングムがさまざまな医術を試していく姿に現在の東洋医学の原点を見ているようで興味をそそられる。さらに王を支える王妃や側室、チャングムをはじめとして登場する女官や尚宮たちの美しさもこの作品に華を添えている。
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宮（クン）～Love in Palace
2006年に韓国で放送された『宮（クン）～Love in Palace』は、韓国に王室制度が残っていたら…という設定で繰り広げられるラブコメディ。
ごく普通の女子高生チェギョン（ユン・ウネ）が、祖父が韓国の先代皇帝との間で約束を交わしたことを理由に、突如王室に嫁ぐことになる。夫となった皇太子シン（チュ・ジフン）とは性格が合わず憂鬱な日々を送るチェギョンだが、次第に理解し合うようになっていく。シンの従兄弟で皇位継承権第2位のユル（キム・ジョンフン）との三角関係も見ものだ。
朝鮮王朝時代の衣装に身をつつむユン・ウネのかわいらしさ、そして今では大人の男性の魅力を発揮するクールな役が多いチュ・ジフンの初々しさが楽しめる作品だ。
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コーヒープリンス1号店
2007年に韓国で放送された『コーヒープリンス1号店』は、金持ちの御曹司ハンギョルがイケメンばかりを集めたコーヒーショップを舞台に繰り広げられるラブコメディ。
ハンギョルを演じるのは『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』『新感染 ファイナル・エクスプレス』など、映画・ドラマで大活躍のコン・ユ。そして男装して「イケメン男子」としてコーヒーショップで働く女性ウンチャンを『宮（クン）～Love in Palace』でも登場したユン・ウネが演じている。
ハンギョルとウンチャンの恋模様にドキドキするのはもちろんのこと、キム・ジェウク、キム・ドンウクといった現在主役級で活躍している俳優がイケメン店員として登場しているところにも注目したい。そして昨年惜しまれながらこの世を去ったイ・ソンギュンもハンギョルの従兄役で出演している。
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美男（イケメン）ですね
2009年に韓国で放送されたドラマ『美男（イケメン）ですね』は、日本で「グンちゃん」と呼ばれ、絶大な人気を誇るチャン・グンソクの出世作だ。
イケメンバンド「A.N.JELL」のボーカルで、天使のような外見とは裏腹にクセの強いテギョンを魅力的に演じている。そして双子の兄の代わりに臨時で「A.N.JELL」のメンバーになるミニョを演じるのが、結婚・出産後の復帰作として注目された『ドクタースランプ』での演技が好評のパク・シネ。双子の兄との二役を演じているところに注目したい。
日本、台湾でもリメイクされた本作だが、やはり韓国版が一番好き！という人は多いのではないだろうか。
