近年韓国ドラマの人気が高まっており、韓国旅行に行って自分の好きなドラマのロケ地を訪れたい!と考える人も多いだろう。今回はソウル市内で気軽に聖地巡礼ができるスポットをご紹介。
目次
- 1 韓国で聖地巡礼をどうやって楽しめる?
- 1.1 ソウル市立美術館:『星から来たあなた』宇宙人が携帯電話を購入!
- 1.2 東大門デザインプラザ:『ヴィンツェンツォ』美しいキスシーン
- 1.3 The Finest :『梨泰院クラス』ソウルの夜景に思わず釘付け
- 1.4 建国大学:『トッケビ 〜君がくれた愛しい日々〜』何度も登場する撮影地!
- 1.5 延世大学延喜館:『女神降臨』主人公の人生が変わる初日
- 1.6 JR Pub:『わかっていても』物語が始まる場所
- 1.7 ウルフギャングステーキハウス:『愛の不時着』ヒロインの初登場シーン
- 1.8 キョンジュ食堂:『ユミの細胞たち』本心を隠して食事する二人
- 1.9 グランドハイアットソウル:『キング・ザ・ランド』ラグジュアリーな物語の舞台
- 1.10 延南場:『社内お見合い』度々登場する綺麗なカフェ
韓国で聖地巡礼をどうやって楽しめる?
ロケ地を訪れてみたいと思うものの、異国の地での聖地巡礼の楽しみ方がわからない人もいるかもしれない。しかし韓国ドラマの撮影は、普段一般的に使用されている施設や飲食店で行われることも多く、旅行のついでに立ち寄ることができるスポットがたくさん。
今回は、聖地巡礼におすすめしたい人気ドラマのロケ地を10箇所とピックアップしてご紹介。
ソウル市立美術館:『星から来たあなた』宇宙人が携帯電話を購入!
正体を隠して地球で暮らす宇宙人ト・ミンジュン(キム・スヒョン)と、わがままな韓国トップ俳優チョン・ソンイ(チョン・ジヒョン)の恋愛模様を描いた『星から来たあなた』。
ミンジュンが携帯電話を手にすることを渋っていたのに、ソンイに勧められてあっけなく購入し、チャン弁護士が文句を言うシーン。この場面は、ソウル市立美術館の入り口で撮影された。
白いレンガ造りの外観が印象的なソウル市立美術館には、世界中の有名な画家の作品が展示されている。6つの展示室のほか、芸術体験空間、カフェ、ミュージアムショップなど、長時間いても飽きることなく楽しめるほど施設が充実しているのも魅力。
東大門デザインプラザ:『ヴィンツェンツォ』美しいキスシーン
『ヴィンチェンツォ』は、イタリア系マフィアの顧問弁護士であるヴィンチェンツォ・カサノ(ソン・ジュンギ)が、韓国の巨大組織へ制裁を下すために戦うサスペンスストーリー。
最終話でヴィンチェンツォと、ともに戦う弁護士ホン・チャヨン(チョン・ヨビン)が再会してキスをするロマンチックなシーン。この撮影場所は、近年韓国旅行で訪れる人も多い東大門デザインプラザである。
2014年3月に東大門近くにオープンした比較的新しい施設であり、丸みを帯びた近未来的な形状の建物が印象的。夜にはライトアップされ、観光客に人気の撮影スポットでもある。中には大型催物場、デザインラボ、飲食店などがある。
The Finest :『梨泰院クラス』ソウルの夜景に思わず釘付け
若者が多く集まる街・梨泰院を舞台に、正義感の強い青年パク・セロイ(パク・ソジュン)が、飲食業界での成功を夢見て仲間と奮闘する姿を描いた『梨泰院クラス』。
IQ162の天才的な頭脳を持ちながら反社会性パーソナリティ障害を抱える個性的なヒロインのチョ・イソ(キム・ダミ)とセロイが、屋上でお酒を飲むシーンは、実際に存在するバーThe Finestで撮影された。
同作のファンが多く訪れているこのバーでは、どの席でも梨泰院やソウルタワーを見渡すことができ、ソウルの景色を楽しみたい人にはおすすめ。魅力的な空間で美味しい料理とお酒を嗜むことができる。
建国大学:『トッケビ 〜君がくれた愛しい日々〜』何度も登場する撮影地!
『トッケビ 〜君がくれた愛しい日々〜』は、不滅の命を持つトッケビであるキム・シン(コン・ユ)と、トッケビの命を終わらせることができるトッケビの花嫁チ・ウンタク(キム・ゴウン)が織りなす切なくも甘いラブロマンス。
本作には建国大学が何度も登場する。ウンタクが大学受験を終えて初恋の人に会うシーンや、ウンタクが幽霊とともに歩くシーンなど、列挙したらきりがない。
建国大学は1946年に設立された歴史ある大学で、韓国の中でも就職率の高い学校だ。キャンパスは湖もあって自然豊か。本作以外にも『私のIDはカンナム美人』や『2度目の二十歳』などのロケ地としても有名である。
延世大学延喜館:『女神降臨』主人公の人生が変わる初日
外見にコンプレックスを抱くイム・ジュギョン(ムン・ガヨン)がメイクと転校をきっかけに人生を変え、二人のイケメンとの三角関係に翻弄されるドラマ『女神降臨』。
延世大学延喜館は、劇中でジュギョンたちが通う高校として使われた。転校初日、学校の門をくぐり抜けて歩く彼女の美貌に周囲の学生が釘付けになっているシーンは非常に印象的だろう。
延世大学は、韓国のトップ大学SKYの一つである名門校。ヨーロッパ風のお洒落な建物が特徴的で、韓国のみならず海外の学生からも憧れの大学として注目の的になっている。
JR Pub:『わかっていても』物語が始まる場所
『わかっていても』は、恋愛はしたいが過去の経験から愛を信じていないユ・ナビ(ハン・ソヒ)と、友達以上恋人未満の関係を求める罪な男パク・ジェオン(ソン・ガン)のラブストーリー。
失恋をして一人でお酒を飲んでいたナビは、偶然とあるバーでジェオンに出会う。お酒を一緒に飲んだり、ダーツをしたりする中で、ナビはジェオンに惹かれていく。そんな二人のラブストーリーの起点となるのがJR Pubだ。
JR Pubは梨泰院にあり、お酒や料理も美味しくて若者に大人気。劇中と同じく、音楽やダーツも楽しむことができる。
ウルフギャングステーキハウス:『愛の不時着』ヒロインの初登場シーン
事故によって軍事境界線を超えて北朝鮮に入ってしまった韓国の財閥令嬢ユン・セリ(ソン・イェジン)と北朝鮮の兵士リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)の禁断の恋愛を描いた『愛の不時着』。
ウルフギャングステーキハウスは、1話でセリが俳優とのパパラッチを撮られてしまったシーンにて使用された。飲食の場面はなかったものの、セリの初登場シーンであっただけに、記憶に残っている視聴者も多いだろう。
日本にもあるステーキの名店であるウルフギャングステーキハウス。値段は少しお高めだが、最高級のステーキやワインを味わうことができる。外観や内装も高級感があり、財閥令嬢のセリの日常を感じられること間違いなし。
キョンジュ食堂:『ユミの細胞たち』本心を隠して食事する二人
『ユミの細胞たち』は、失恋を機に恋に臆病になったアラサー女子キム・ユミ(キム・ゴウン)と、不器用だが一途さが魅力のアラサー男子ク・ウン(アン・ボヒョン)が繰り広げるピュアなラブストーリー。
ユミとウンがそれぞれ別れたいと思いながらも、自分の気持ちを正直に伝えることができず、本心を隠したまま食事をする場面。そんな重要なシーンで登場した食堂が、キョンジュ食堂である。
一軒家をリフォームしたという建物の雰囲気そのものが魅力的なうえに、伝統的な家庭食にアレンジを加えたメニューが種類豊富で、常に満席の人気店。本作以外にも、『わかっていても』や『賢い医師生活』などの多くの話題作に登場している。
地下鉄2号線合井駅6番出口から徒歩10分
グランドハイアットソウル:『キング・ザ・ランド』ラグジュアリーな物語の舞台
韓国の有名ホテルを舞台に、微笑みが魅力の優秀な社員チョン・サラン(イム・ユナ)と、偽りの微笑みを軽蔑する御曹司ク・ウォン(イ・ジュノ)という正反対の二人の出会いからはじまるヒューマンラブストーリー。
本作の舞台はキングホテル。その外観やレストランは、実在するホテルであるグランドハイアットソウルで撮影されている。
有名な観光地である明洞から車で約10分の市街地に位置する5つ星ホテルで、客室からはソウルの絶景を見渡すことができる。
地下鉄6号線梨泰院駅2番出口から車で3分
延南場:『社内お見合い』度々登場する綺麗なカフェ
ひょんなことから会社のCEOであるカン・テム(アン・ヒョソプ)と社員のシン・ハリ(キム・セジョン)が恋に落ちる王道ラブストーリー『社内お見合い』。
延南場は、ハリが長年片思いをしていたイ・ミヌ(コ・ウク/ソン・ウォンソク)が運営するレストランとして劇中に登場。レトロでお洒落な雰囲気で、存在感を放っていた。
天井が高く2階席もある開放的な空間。カフェメニューが充実しており、ドリンク1杯での利用も可能。気軽に立ち寄って、劇中に飛び込んだ気分になれるのでおすすめ。