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地上最強の女子高生あらわる!ヴェロニカ・マーズ

ヴェロニカ・マーズ、地上最強の女子高生には理由あり!?

ヴェロニカ・マーズ 最強の理由 その1-これまでの社会派?ティーンズドラマ『ビバヒル』『OC』を超えた!?

90年代に登場した『ビバリーヒルズ高校白書』は、能天気なお金持ち高校生たちのライフスタイルとアメリカの抱える社会問題をうまーくミックスして話題になったドラマ。 ヴェロニカ・マーズは、そんなビバヒルをさらにパワーアップ。たとえば、親友の死、レイプ事件…。

ビバヒルでも、デビッドの親友の死、ケリーのレイプ事件など、同じような事件は起きている。ただ1つ違うのは、当事者が複数だってこと。ヴェロニカの場合、すべてが自分自身に起きることなんだからね。1人で一挙に引き受けるわけだからたまらない。

そして、ビバヒルの後継ドラマといわれた『The OC』。こちらは、ビバヒルのお金持ち高校生部分をさらにパワーアップしちゃったかんじ。

ビバヒル同様、社会派部分もなきにしもあらずだけれど、こちらは金持ち高校生が陥るドラッグ、酒、家族崩壊など、どちらかというと当事者的問題っていうだけで、ビバヒルみたいにいろいろな問題をみんなで(明るく楽しく?)考えようぜ、的に取り上げてはいない。

ところが。『ヴェロニカ・マーズ』はなんたって、女子高生探偵なわけだ。遭遇する事件、質の数が違う。しかも解決していかなくてはならない。

さらには、ヴェロニカ・マーズの住む町、ネプチューンもお金持ちの町。必然的にお金持ち、そのお金持ちの雇い人の二層に分かれた目に見えない階級制度ができあがっているわけで、富裕層VS貧困層の対立構造がきちんと垣間見える。ビバヒルやOCのようにお金持ち(うわべだけでもね)からだけの目線じゃないってところがいい。

ヴェロニカ・マーズ 最強の理由 その2-女子活躍ドラマ、『バフィー』『トゥルー』をも超えた!?

女子高生が悪者をやっつける、といえばやっぱり『バフィー』。バフィーの場合、バンパイア・スレイヤーなんつう特殊な立場にいるわけで、敵といっても吸血鬼だの悪魔だのばっかり。

その点、ヴェロニカ・マーズはいろいろな“人間”がお相手。同級生だったり、その両親だったり、さらには見ず知らずの大人たちだったり、ね。だから、バフィーみたいに吸血鬼にケリ入れて、心臓突きしたらオッケーな単純な戦いをするわけにはいかないのだ。そう、知能戦。さまざまなブレーン?を使って作戦を展開していく。そういえば、バフィーにもブレーンがいたっけ。でも、調べることといったら、悪魔の種類やらなんの魔法が効くかやらそんなことばっかりだから、やっぱりここでもヴェロニカの圧勝か?

そういえば、1人で敵に立ち向かううら若き女性といえば『トゥルー・コーリング』のトゥルーを忘れちゃいけない。トゥルーにも、バフィーほどではないけれど使命がある。それは、死者の助けを求める声に応じてその死をくい止めなければならないということ。さまざまな死者の死をくい止めなければならないわけだから、一筋縄にはいかない。やはり知能戦が重要となる。孤独な戦いをしている点で、ヴェロニカと共通するものを感じるけれど、ただ1つ違う点が。それは、トゥルーが他人である死者の声を聞くシチュエーションに自らを置かないかぎり、ミッションは発生しないということ。その点、ヴェロニカは親友、そして母親に元カレ、とヴェロニカ自身が関わるはめになる事件多数。トゥルーも複雑な家庭環境だけれど、いつもからんでくる弟がいたりして(ジャンキーの姉はカウント外)、ヴェロニカほどひとりぼっちではなさそうだし。

そう、いろいろな意味で孤独な戦いを繰り広げているヴェロニカなのだ。

ヴェロニカ・マーズ 最強の理由 その3-親友リリーの事件、レイプ事件、そして彼女は変わる…

ビバヒル?みたいなのほほんお気楽高校生ライフを送っていたヴェロニカを変えたのは、とある事件。親友リリーが何者かに殺されたのだ。この事件が引き金となり、マーズ家にはさまざまな変化が訪れる。

まずは、ヴェロニカの父、キースの保安官退職。そしてその妻でヴェロニカの母リアンの家出。それまでは、親友でお金持ちファミリーのリリー、その弟でボーイフレンドのダンカンがいるおかげで、辛うじてお金持ちグループの仲間入りをしていたヴェロニカだったけれど、すぐにお金持ちグループを追い出されてしまう。

ヴェロニカは自分自身を変えていかなければならないほど苦境に追いやられる。

お金持ちグループを追い出されたからといって、これまで彼らに虐げられていたほかの同級生たちがヴェロニカをすぐに受け入れるはずもなく、ヴェロニカは孤立していく。そんななか、起きたのがレイプ事件だ。

親友の死、そしてレイプ。これだけのことが短期間で起きたなら、人間だれでも深いダメージを受けるはず。深い傷を負ったそんな彼女を否が応でも奮い立たせてくれたのは、やはり親友リリーの存在だった。そう、リリー事件はまだ未解決…。

このあと、ヴェロニカはだんだんと無敵!?になっていく。だってこれまでに起きた事件以上に、何者もヴェロニカをこれ以上傷つけることはできないのだから。

そして、ヴェロニカ最強!女子高生伝説がスタートしていく!?

ヴェロニカ・マーズ 最強の理由 その4-ときには対立、ときには信頼、ときには最愛の父親の存在

ヴェロニカ・マーズの父親キース。ヴェロニカを付かず離れず見守る心優しい父親。元保安官だったが、リリー事件の余波を受け、退職する羽目に。といってもマーズ探偵所を立ち上げたあたり、切り替えは早いとみた。しかも風貌とは違って!?かなりのやり手ともみた。

ヴェロニカの探偵宣言だって、父親キースの影響大。というか、キースがいたからこそ。女子高生らしからぬ操作手腕だってキース仕込みに違いない、間違いない。

そんなキースとヴェロニカ。親子だからケンカだってする。とくに母親のリアンが家出中で所在不明ともなればなおさら。探偵業でいえば、あくまでも免許を持っているのは父親のキースであり、ヴェロニカはたんなる手伝いに過ぎない。免許ないしね。なのに、捜査上敵同士っていうシチュエーションはかなーり笑える。いや、最強の女子高生に敵うものはないのだ。

しかしヴェロニカ、母親のリアンがいないときのほうが、最強のままでいられるんじゃないのか? 母親を探すときだけかわいい女子高生になってしまうのだから。まあ、そういうギャップがいいのかも。

ということで、ヴェロニカにとって、父親キースの存在は大きい。女子高生という不思議ちゃんイキモノとこれだけ関係を築ける父親なんてそうざらにはいない。おっと、もしかして最強の女子高生には最強の父親がいるってか?

ヴェロニカ・マーズ 最強の理由 その5-陰に日なたに…いつでもヴェロニカをバックアップする仲間たち

高校で村八分になってしまったヴェロニカ。でも、最強女子高生がそんなことではめげるわけがない。転校生ウォレスを助けて自分の手下!?にしてしまうのを手始めに、問題児ウィービルの苦境を救うことで、これまで敵対していたウィービルを味方につける。 やっぱり最強の女子高生。小気味いい。

ウォレスは、これ以降ヴェロニカとともにさまざまな事件にかかわっていく。最強の女子高生ヴェロニカの最強ブレーンというわけ。もちろん秀才。こんなところ、なんとなーく昔のTVドラマ『美少女探偵ナンシー・ドリュー』(知ってる?)を彷彿とさせてくれる。 そして、ウィービルを味方につけたことで、さらにヴェロニカの最強度はアップする。なんたって、ウィービルの背後にはウィービル軍団?が控えているのだ。ヴェロニカの身体的!?危機にはこの軍団が爆音とともに登場!

やったね、ヴェロニカ。
転んでもただでは起きないヴェロニカは、やっぱり最強の女子高生なのだ。
それでいいのだ。

身体的、精神的苦境をはねとばしながら、歯を食いしばってさまざまな事件と対決するヴェロニカ・マーズ。そんな最強の女子高生にエールを! どこの国でも女子高生は強い…(ぼやき)

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