これまでにも、おとぎ話の登場人物はさまざまな作品に描かれてきたが、その登場人物がほぼフル登場するのがこの『ワンス・アポン・ア・タイム』だ。しかも彼ら・彼女らは、おとぎの国だけでなく、現代の人物としても登場しする。白雪姫は学校の教師に、悪い女王は市長に、赤ずきんちゃんはバーのウェイトレスに…。なぜこうなってしまったのか、すべての謎を解き明かす鍵を握るのは一人の女性だけ。二つの世界を行ったり来たりしながらストーリーが進む本作には、誰もが一度は夢に見ただろうファンタジー要素も、海外ドラマファンの心を躍らせるミステリー要素もふんだんに盛り込まれている。子ども以上に大人が楽しめる『ワンス・アポン・ア・タイム』から目が離せなくなること間違いなし!
- 親も知らぬまま、一人で気丈に生きてきた28歳。10年前に里子に出した息子ヘンリーが突然訪ねてきて、ストーリーブルックにおとぎの国の人々が閉じ込められていること、彼らを助けることができるのはエマだけだといわれ困惑する。半信半疑だが、ヘンリーが心配なのもあって、町に向かう。
- ストーリーブルックに住む孤独な10歳の男子。町長レジーナの息子として育つ。「おとぎ話の本」に書かれていることがすべて事実だと信じて、自分が住む町の人々は全員おとぎ話の登場人物で、悪いおきさきに呪いをかけられてこの町に閉じ込められている、と信じている。
ストーリーブルックの小学校の教師でヘンリーの担任。町の病院でボランティア活動もしている。ヘンリーが大事にしている「おとぎ話の本」はメアリーがあげたもの。
継母である悪い女王に命を狙われたがチャーミング王子に救われ、やがて結婚。ところが悪い女王に呪いをかけられ記憶を失い、現代のストーリーブルックに閉じ込められる。
メアリーがボランティア活動で通っている病院に入院する患者。意識を失っており身元不明のため「ジョン・ドウ(John Doe)」と仮の名前をつけられている。
白雪姫と愛し合い結婚する。悪い女王から白雪姫と産まれたばかりの愛する娘を守るため、必死で戦うが負傷し、記憶を失う。
ストーリーブルックの町長であり、ヘンリーの育ての親。高圧的な態度で町を支配している。突然やってきたエマが気に入らず、なんとか町から追い出そうとする。
白雪姫の継母。白雪姫が憎くてたまらない。姫と王子の結婚式に現れ、愛しあう者すべてが不幸になるよう呪いをかけ、おとぎの国の人々を現代の町ストーリーブルックに閉じ込める。
町の質屋。知識も深く豊かな町の名士ではあるが、どこか不気味な存在。町全部を所有しているらしく、住人はもちろん町長レジーナですら勝てない相手。
高い魔力を持ち未来を見ることもできる危険な男。魔力で人の願いを叶える代わりに、必ず見返りを求める。白雪姫が呪いをとく方法を聴くと、そのカギは姫の娘だと伝える。
町の修理物を一手に引き受ける職人。アーチーと仲良し。
職人。魔法の木から作ったピノキオと、ジミニー・クリケットと家族のように暮らしている。白雪姫と王子の頼みで呪いがかからない魔法のタンスを作った。
カウンセラー。レジーナに頼まれてヘンリーのカウンセリングを担当している。心やさしく温厚な人柄。
コオロギ。人間と話ができる。ゼベットじいさんとピノキオのよき友人。
???
ゼベットじいさんに作られた、もとは木の人形。いい子にしていたご褒美で人間に産まれ変わった。その後はゼベットの仕事を助けている。
祖母が経営する食堂でウェイトレスをしている。広い世界にあこがれ、ストーリーブルックの町を出たがっている。祖母に子ども扱いをされるのが嫌で、よく反発している。
いつも赤いずきんをかぶっている。おおかみが出る村で暮らしている。
ホテルと食堂を営んでいる。孫を大変かわいがっている。エマがストーリーブルックにやってきてお世話になる相手。
おおかみが出る村で、赤ずきんちゃんと一緒に暮らしている。
昔むかし…森の中で眠り続ける白雪姫に王子様がキスをすると、なんと白雪姫が目覚めた!二人は結婚し、幸せに…と思いきや、結婚式に悪い女王が乗り込んできて「おまえたち全員の幸せを壊してやる」と呪いの言葉を吐きつける。その後妊娠した白雪姫は、呪いを解くためにある男の元と尋ねる…。
現代…誕生日にたった一人で過ごそうとしていた28歳のエマ・スワンの下に、一人の少年がやってきた。「自分はエマが昔捨てた息子だ」と語る少年ヘンリーは、今住んでいる街<ストーリーブルック>に、おとぎ話の登場人物たちが閉じ込められており、それを助けられるのはエマだけだ!と語るのだ…。
エマ : ジェニファーモリソン (北西純子)、ヘンリー : ジャレッド・ギルモア(末本眞央)、メアリー/白雪姫 : ジニファー・グッドウィン(小林沙苗)、ディヴィッド/チャーミング王子 :ジョシュ・ダラス(花輪英司)、レジーナ/悪い女王 : ラナ・パリーヤ(深見梨加)、ゴールド/ルンペルシュティルツキン : ロバート・カーライル(家中宏)、アーチー/ジミニー・クリケット : ラファエル・スバージ(多田野曜平)、マルコ/ゼペット : トニー・アメンドーラ(水野龍司)、ピノキオ : ジェイコブ・デイヴィス(佐藤瑠生亮)、リロイ/グランピー : リー・アレンバーグ(辻親八)、シドニー : ジャンカルロ・エスポジート(咲野俊介)、ルビー/赤ずきん : ミーガン・オリー(志田有彩)、ルビーのおばあちゃん/赤ずきんのおばあちゃん : ビヴァリー・エリオット(堀越真己)、グレアム : ジェイミー・ドーナン(津田健次郎)
- クレジット:
- ©ABC Studios