デクスターが“芸術家”と賞賛し、その影を追い求める“冷凍車キラー”と呼ばれる連続殺人犯。本来ならデクスターの標的となってもおかしくない凶悪犯だが、証拠を残さない見事な犯罪手腕に、同じ殺人鬼であるデクスターはすっかり魅了される。実はデクスターの生き別れた実の兄。最後はデクスター自身の手によって首を切られて殺され、世間的には自殺ということで事件は結末を迎えている。

マイアミメトロ警察の殺人課の巡査部長で、デクスターにあからさまな疑念と嫌悪感を持っていた唯一の警官。他人をまるで信用せず、独断で行動することが多かった。彼は単独でデクスターの正体を暴きにかかり、とうとう正体をつきとめることに成功する。しかし、デクスターの魂の伴侶を自負するライラに殺害されてしまう。挙句の果てには巷を震わせていたベイハーバー・ブッチャー事件の犯人にも仕立てあげらた。

「同じ境遇の人物を、同じ場所で、同じ方法で殺す」この3パターンでの殺人を定期的に繰り返している連続殺人者。デクスターは、殺人者でありながら上手に本性を隠し、平穏な暮らしをしているトリニティ・キラーに友人として近づく。トリニティをこれ以上野放しできないと判断したデクスターは、街を出ようとする彼を捕まえ、殺害。しかし帰宅したデクスターを待っていたのは…。

裏の顔を持つ啓蒙活動化。巧みなスピーチ力とリーダーシップで世間からカリスマ的な人気を誇る。連続レイプ殺人事件の重要参考人として警察署を訪れた際にデクスターと出会う。デクスターは彼こそがドラム缶殺人事件の主犯だと疑うが、彼の仲間と思われる他の容疑者は排除できても、なかなかジョーダンが主犯である証拠がつかめず苦労する。