NY警察に勤務するキャサリンは、9年前、目の前で母親を何者かに殺され、あやうく自分も殺されそうになるその瞬間、“野獣”に命を救われる。その後、刑事となり、NYの様々な事件を担当するようになったキャサリンだが、ある日彼女がピンチのときに助けてくれる“影”の存在に気がつく。その“影”こそが、あの日自分を助けてくれた“野獣”=ヴィンセントだった。ある計画に同意したため超人的な力を得たヴィンセントは、何者かに命を狙われていることもあり最初はキャサリンと接することを拒む。だが、徐々に心を開き、彼女を影から助ける存在となる…。
「美女と野獣」さながらのストーリーでキャサリンとヴィンセントの深まる絆が描かれていく一方で、NYの犯罪に果敢に立ち向かい、この物語最大の謎であるミュアフィールド作戦にも徐々に迫っていく硬派な面も持ち合わせたドラマ。様々な種類の“ドキドキ”を一度に体感してほしい。
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本作の魅力の一つがまさに“美女”と“野獣”を演じる二人。“美女”キャサリン役のクリスティン・クルックはオリエンタル系美人。それでいて大の男相手に殴る蹴る締めると素晴らしいアクションを披露する。強さがその美しさを輝かせているのだ。そして“野獣”ジェイ・ライアンは、暗闇の中で浮かび上がる顔のシルエットと光る瞳がとりわけセクシーな俳優。もちろん鍛え抜かれた身体も見事。この二人が織りなすドラマ。この二人から目が離せない!
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米国でティーン・ヤングアダルト向け作品を追求するCW局。日本でも『ゴシップガール』『SUPERNATURAL』などCW局の作品は多くの若い海外ドラマファンの心をつかんでいる。そんな中登場した新作がこの『ビューティ&ビースト/美女と野獣』だ。視聴者の心をキュンと言わせる様々な仕掛けが物語の随所に仕込まれている。もちろん「胸キュンはちょっと」という年上の視聴者も犯罪捜査ドラマとして十分楽しめる作品なので、素直な気持ちでぜひ観てほしい。
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海ドラ・洋画界ではただいまファンタジー作品が大人気。11月1日に公開された実写映画『美女と野獣』(配給:ギャガ)、ディズニーも実写映画化を決め、ワーナー・ブラザースもエマ・ワトソン主演で製作中。その名が出るたびに多くのファンに注目される名作『美女と野獣』。そしてついに海外ドラマ界の『美女と野獣』が誕生!場面を現代に変え犯罪捜査ドラマとなったが、主人公二人の惹かれあう心を丁寧に描いた本作は、他の作品に負けない熱さを持っている。
- 元医者。911で兄弟を亡くし、軍隊に入るが、ある作戦の影響で、戦死したことになっている。
- 強さ、速さ、視力、嗅覚などあらゆる能力が超人的。アドレナリンが放出されるとモンスターになるが毛は生えない。
- キャサリンを守りつつも自分の運命に巻き込みたくない。
だが、徐々に惹かれていく気持ちを止められないでいる。 - 友人のJ・Tの家に隠れ住んでいる。命を狙われているようだ。
- 頭脳明晰で美人。事件の観察力も優れている。大の男を二人倒せる格闘能力もある。
- 同僚たちが彼女を狙っているが全く眼中にない。
- 9年前に殺された母親の死の真相が知りたい。
- 自分を救ってくれたヴィンセントに徐々に心惹かれていく。
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プロフィール
ニュージランド・オークランド生まれ。19歳でオーストラリアに渡り、チャンネル10の長寿ドラマ『Neighbours』初め数々のドラマに出演。スティーヴン・スピルバーグが手掛けたドラマ『Terra Nova』のキャストの一人として頭角を現した後は、英BBC『トップ・オブ・ザ・レイク』にも出演。端正な顔立ちとたくましいボディ、そして長年積み重ねた演技力を持って本作でいよいよ物語の中心人物を演じることになる。
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ドラマ・映画のヒーローは、生まれつき特殊な力を持つ者や自ら心身を鍛え上げてスーパーパワーを手に入れた者がいる。だがその一方で、自分の意思と反する形で超人になった者がいることも忘れてはいけない。『ビューティ&ビースト/美女と野獣』のヴィンセントは、軍隊という特殊な環境下で超人化し、かつその力を恐れられたがために“死んだ”ことにされた。驚異的な力は崇拝される対象にも、そして脅威にもなりえるのだ。
ただ一つ昔も今も変わらぬ事は、きっかけは何であれ、超人的パワーが誰かのため、何かを守るため、そして正義のために使われたとき、初めて“ヒーロー”が誕生するということだ。ヴィンセントもキャサリンを守るため、ここいちばんの絶妙タイミングで登場する、たった一人のための“ヒーロー”なのだ。
さて、皆さんが良くご存じのヒーローたちはどのようなきっかけでその力を手に入れたのだろうか。
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『ボーン・アイデンティティ』
人格改造された男。身体的強さは訓練で身に付けたもの…と考えるならば本人の意思のもと、力を得たというべきか!?
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『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』ほか
貧弱だったが人体実験によって超人的な肉体を手に入れる。ときに傷つきながらも仲間の力を借りながら“育つ”ヒーロー。
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『インクレディブル・ハルク』
天才物理学者が実験中に大量のガンマ線を浴びたことで、緑色の巨人に変貌。望まずに得た力だった。
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『ウルヴァリン:SAMURAI』ほか
強いショックを受けた後、突然変異する。その後意識を失っている間に超合金の骨格に変えられてしまう。
海外ドラマの女性キャラクターと言えば、昔も今もたくましい女性が多い。恋に仕事に一生懸命な『アリー my Love』のキャリア弁護士アリーや、クライムサスペンスドラマ『THE MENTALIST/メンタリスト』のリーダー捜査官のリズボン、『グッド・ワイフ』で夫の不祥事に静かに耐える妻アリシア、『ビューティ&ビースト/美女と野獣』の正義感から危険な捜査に乗り出すキャサリン捜査官まで、いずれも男性顔負けの見事な仕事ぶりを発揮する女性キャストたちが目立つ…
『ビューティ&ビースト / 美女と野獣』TM & © 2014 CBS Studios Inc. All Rights Reserved. CBS and related logos are trademarks of CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved.
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『ボーン・アイデンティティー』発売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント(Blu-ray:1,886円+税)
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『インクレディブル・ハルク 』発売・販売元:(株)ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(2,381円+税)
The Incredible Hulk, The Movie ©2008 MVL Film Finance LLC. Marvel, The Incredible Hulk, all Character names and their distinctive likenesses:
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『ウルヴァリン:SAMURAI』 © 2014 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.