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SPECIAL 特集

海外ドラマがやってくる! ヤア!ヤア!ヤア! LAスクリーニング体験リポート3

海外ドラマが日本にやってくるまで

ということで、日本で海外ドラマの買い付けなどを担当しているというNさんに今回のLAスクリーニングについていろいろとお聞きしました! このあと、どんなドラマが日本にやってくるのか、すごーく楽しみですね。

テレビドラマを買い付けるって!?

某有料放送でドラマや映画の買い付けなどを担当しているNさん。
「買い付けが主な業務というわけではないんですが、“このドラマ、ちょっと気になる”ということがあれば、リサーチなど買い付けに向けて動きます」。
無事にドラマを買い付けたとしても、仕事はそこで終わりではありません。海外ドラマにどうしてもつきまとう「吹き替え」という課題、それと新番組スタートに向けての宣伝活動(ここ重要)などなど。なんと1カ月に100本以上の番組サンプルを観るんですって!?
「もちろん、フルで観るのは無理ですけど(笑)。自分では、スタートして、数分でくいつけるかどうか、を基準にしています」とのこと。それはわたしたち視聴者も同じですね。やはり今はすぐにチャンネルを変えてしまう時代。面白くなければ、どんなにいい番組でも、「ピッ、終了」になっちゃいます。

 

さて、プロのきびしい眼を経て買い付けされたドラマの数々。現在、放送しているドラマの評判はどうなのでしょうか?
「うれしいことに話題のドラマを現在、放送しています。アメリカでも視聴率上位を占めている番組を放送できるということは、ラッキーとしか言いようがありません」。
そのドラマを私たちも楽しめているのですから、こちらもラッキー!?

LAスクリーニングについて

Nさんが初めてLAスクリーニングに参加したのは4年前のこと。その当時のLAスクリーニングは、「リアリティ番組がものすごく多かった」んだそう。確かその頃、日本にも『サバイバー』というリアリティショーが紹介され、そのあとすぐに日本版『サバイバー』もできたっけ? そして「コメディは年々少なくなってきましたねえ」とも。

 

シットコム(シチュエーションコメディ)の金字塔といえば、あの『フレンズ』。15秒のスポットCMが5億というのだからハンパじゃありません。フレンズの全盛期がシットコムの全盛期?だったとはとても思えませんが、今年のスクリーニングではシットコムが少なかったというのも事実。アメリカドラマといえば、昔はシットコムが代表格だったことを考えるとちょっとさびしいかぎり。また、去年は「SFものが多かった」そうで、今年はというと「女性主人公のドラマが多く印象に残った」年なんだそうです。その年毎にやはり流行りというものがあるようです。

 

ところで、今年のLAスクリーニングで気になったドラマは? 「うーん、むずかしいですね。まだパイロットなのでこの後どうなるかわからないですし、やはり本放送開始後の視聴率などを追っていかないと、まだわからないです」とのこと。また「他社さんのことはわからないですが、スクリーニングを観てすぐに買い付けということはまずないですねえ。それに、日本で放送するまでに少なくとも2年はかかりますから、それなりにリサーチしないといけないんです」。Nさん的には、今後はコメディに注目していきたいとのことですが、今年のLAスクリーニングではいったいなにに注目したのでしょうか? それは2、3年後に開始されるドラマが答え!になりますね。

 

コラム

パイロット版のサバイバルレート<2>

パイロット版製作までいきついたとしても、ボツになる数がハンパじゃないシビアなアメリカンドラマの世界。最近はボツになったパイロット版がインターネットに流出したりして(苦渋をなめた関係者がワザとやってんのかな?)それが人気ダウンロードになったりすると、テレビ局側も放映を再考慮するというようなウワサもチラホラ。記憶に新しいのは『Nobody’s Watching』という作品。「流出」でないにしても、テレビ局でパイロット版をストリーミング放送していたりiTunesなどでダウンロードできるケースもでてきたりしているので(『The Adventures of Big Handsome Guy and His Little Friend』『Aquaman』の例)、現在のネット時代ならではの「敗者復活戦」の道ができつつあるのかも。

森井茂樹

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