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ドラキュラ伯爵 シーズン1

Dracula Season 1

2020年 / イギリス
BBC

Netflixオリジナル  イギリス  BBC  小説が原作 

レビュー

  • 「現代らしい解釈で描き出される新たなドラキュラ像」

    ブラム・ストーカーが1897年に発表した『ドラキュラ』は、様々なジャンルのクリエイターたちに多大な影響をもたらし、時代と共に大きな進化を遂げてきたが、2020年にNetflixオリジナル・シリーズとして世に送り出された『ドラキュラ伯爵』は、とても現代的な解釈がなされた作品であった。

    アーサー・コナン・ドイルの『シャーロック・ホームズ』の舞台を現代に移したTVシリーズ『SHERLOCK/シャーロック』を大ヒットに導いたマーク・ゲイティスを初めとした製作陣が再集結し作り出された本作は、序盤こそ1800年代を舞台とし、怪奇ドラマらしいおどろおどろしい雰囲気の中、物語が展開されていくが、次第にどこか様子がおかしいことに気づかされる…なぜか、シュールな笑いのようなものが混在した独特の空気感を漂わせているのだ。
    これがのちのちになって、存分に力を発揮するようになり、これまでにはなかった斬新な結末へと続いていく要因となる。
    『ドラキュラ』という作品には存在しえない要素が、「違和感」を覚えさせ、結果的に全く新しいドラキュラ像を作り出したのである。

    1話90分ほどで、1エピソードが1本の映画のような印象を与え、時間軸を前後させながら、ドラキュラ伯爵の血塗られた生き様が映し出される。
    主演を務めるクレス・バングは、名作『魔人ドラキュラ』に主演したベラ・ルゴシを彷彿とさせる存在感と佇まいで我々を大いに楽しませてくれる。
    ヴァン・ヘルシング、セワード、ハーカーといったおなじみの登場人物たちの役回りにも注目だ!

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