米ディズニーがルーカスフィルムを買収、『スター・ウォーズ』新三部作の計画が明らかに――あの実写TVシリーズはどうなる?

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米ウォルト・ディズニーは昨日(アメリカ時間10月30日)、ジョージ・ルーカスの映画会社ルーカスフィルムを買収すると発表した。買収額は、現金と株式の両方を合わせて40億5000万ドル(約3230億円)と見積もられている。

この巨額買収にともない、ディズニーは『スター・ウォーズ』(以下、SW)シリーズの権利も取得する。ディズニーによれば、2015年にSWの新作となる『スター・ウォーズ エピソード7』を公開。その後、2年または3年ごとにエピソード8と9を公開する計画を立てている。ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長が映画の製作総指揮を務め、ルーカス本人はクリエイティブ・コンサルタントとして関わるということだ。

ルーカス本人は公式声明で次のように言っている――「35年間にわたり、SWが世代をまたいで楽しまれているのを喜ばしく思っていました。そして私も、SWを新世代の映画製作者に譲り渡すときが来たのです。SWは私自身の生涯を超えて存続するとこれまで信じてきましたし、自分が生きている間に引き継ぎをおこなうのは大事なことだと感じたのです」と。

さらに「キャスリーン・ケネディが指揮するルーカスフィルムが、ディズニーの組織で新たな拠点を得たことにより、SWは将来何世代にもわたって繁栄することでしょう」とも言っている。

上の発表を受けて、すでにネットでは、SW新作映画の監督や出演者は誰か、そしてどんなストーリーになるのか、ファンの予想が飛び交っているところ。例えばFirstshowing.netは、監督候補として、海外ドラマファンにお馴染みのヒットメイカー・J.J.エイブラムスや、『ウォーキング・デッド』クリエイターのフランク・ダラボン、『アイアンマン』のジョン・ファヴローを挙げている。またE! Onlineは、新三部作は、『エピソード6 ジェダイの帰還』の5年後から始まるティモシー・ザーン作の小説「スローン三部作」を下敷きとはせずに、完全オリジナルのストーリーになると伝えている。

いずれにせよ、世界のファミリーエンターテインメントを牽引するビッグタイトルだけに、一流の監督や俳優が選ばれると予想できるし、影響を受けた多くの映画クリエイターの中から自ら名乗りを上げる人もいると思われる。

そして、海外ドラマNAVIとして気になるのはなんといっても、かねてから報道で伝えられていた実写TVシリーズのこと。映画シリーズの製作者リック・マッカラムによれば、『Star Wars:Underworld』という仮題がついたこのプロジェクトは、SW世界の地下組織を中心としたダークな設定で、『デッドウッド ~銃とSEXとワイルドタウン』に近い大人向けの内容になるとされていたが、製作費や大人向けの内容が原因で完成には当分時間がかかるとされていた。

このテレビ展開について、ディズニーのボブ・アイガーCEOはこう言っている――「テレビにおけるSWの潜在的可能性には大いに期待しています。ディズニーXDチャンネルがうってつけの放送局となるでしょう」と。しかし、キッズを中心としたファミリー向けのチャンネルで、ダークな大人向けの番組を放送するとはちょっと考えにくい。今後の発表に注目したいところだ。

いずれにせよ、ディズニーのルーカスフィルム買収はこれからも大きな波紋を呼ぶことだろう。(海外ドラマNAVI)


Photo:(左から)ジョージ・ルーカス
(c)Izumi Hasegawa/www.HollywoodNewsWire.net
キャスリーン・ケネディ社長
(c)Megumi Torii/www.HollywoodNewsWire.net

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このページは、海外ドラマNAVIが2012年11月 1日 16:32に書いたブログ記事です。

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