『スター・ウォーズ エピソード7』監督探しは難航? J・J・エイブラムスをはじめ名だたる監督が及び腰

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2015年に公開が予定されている『スター・ウォーズ エピソード7』。ところが、今のところ米メディアで名前の挙がった監督たちは、新作を自身が手がけることに消極的だ。

ディズニーがルーカスフィルムを40億5000万ドルで買収し、『スター・ウォーズ』(以下、SW)の権利獲得と新たな三部作の製作を発表したことは、今月の大きな話題になっている。新作となる『~エピソード7』は2015年に公開予定で、すでに『トイ・ストーリー3』のマイケル・アーントが脚本を手がけることが決定した。

アメリカでは復員軍人の日にあたる11月11日(日)、式典に出席したJ・J・エイブラムスとジョン・ファヴローは、この新作を監督することについて語った。ヒットメーカーとして海外ドラマファンにおなじみのエイブラムスは、「SWは僕にとって時代を問わずお気に入りのひとつ。でも奇妙なことに、新作を監督する機会には、率直に言って、偶像的な映画やシリーズの重荷がついてまわるんだ」と発言。

スタートレック・シリーズをリブートした映画『スター・トレック』を大ヒットにつなげた本人が、こんなことを言うのは不思議な気もする。だがエイブラムスが言うには、「僕は『スター・トレック』の大ファンではなかったから、映画を撮るにあたって、神聖な物を冒涜するような感覚はまったくなかった。SWの次の作品は誰よりも楽しみにしているけれど、それは観客としてなんだ」とのこと。

一方、映画『アイアンマン』シリーズで知られ、新作ドラマ『Revolution』ではパイロットも手がけたジョン・ファヴローは、エイブラムスと同じく、SWの映画を子供時代に見て創造性を育んだ世代。「何よりもファンとして、SWに起きていることを見て有頂天になってるよ。誰がどうやって、どんな話を作るのか、気になることは一杯あるけれど、ワクワクしてないと言ったらウソになる」と、一ファンとしての期待を見せる。

そのファヴロー、実は、ジョージ・ルーカスとは浅からぬ縁がある。『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』で自ら声の出演をし、『アイアンマン』の音響ミキシングをスカイウォーカーランチで行い、さらに、映画祭のステージでルーカス相手の対談をしたこともあるそうだ。「だから子ども時代だけでなくプロになってからも、ルーカスの創り上げた文化を体験できたのはうれしかったし幸運だった。本当に才能豊かで、映画業界を大きく変えた人なんだ」と、ルーカスを賞賛。映画を監督する可能性については言及しなかったが、慎重ながら乗り気な姿勢はうかがえる。

しかし、これまでメディアで名前の挙がった有名監督の大半は、SW新作に及び腰なのはたしか。例えば、スティーヴン・スピルバーグは「これは僕の領域じゃない。友であるジョージ(・ルーカス)の領域だよ」と突っぱねているし、クエンティン・タランティーノに至っては、本人がSWファンでないのに加えて、ディズニーが関わっていることもあってまるで興味なし。また、『ウォッチメン』『300(スリーハンドレッド)』のザック・スナイダーも「僕自身、SWの熱狂的なファンだけど、監督をやる気はしないな。エピソード7、8、9とやるのは危険な坂道だ。神話的な実験を目の当たりにするのは楽しみだけど、大変な労力が必要になる」と、やはり否定的だ。

このように、多くの監督はSW新作を手がける責任の重さを強く感じているようで、とくに若手は自身もファンであったことから、冷静に仕事をこなすのは難しいと感じている節もある。そんな事情から、人選は思ったよりも難航するかもしれない。(海外ドラマNAVI)


Photo:(左から)
『スター・ウォーズ』ダース・ベイダー、J・J・エイブラムス
(c)Izumi Hasegawa/www.HollywoodNewsWire.net

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このページは、海外ドラマNAVIが2012年11月13日 19:54に書いたブログ記事です。

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