
ファンに惜しまれつつも、製作費の高さと視聴率の低迷により打ち切りが決まったSFドラマ『FRINGE/フリンジ』。今秋から最終シーズンとなるシーズン5が放送開始予定だが、製作総指揮のJ・H・ワイマンが、フィナーレは3部構成になることを明かした。
「僕が脚本を書いて監督もしてるから、フィナーレがどんなものになるかは正確に知ってる」と語るワイマンは、「最終話はファンにとって大切なように、僕にとっても大切なんだ。だから完璧に仕上げたい。確実に僕が思い描いたとおりにするために、どんなことでもするつもりだよ。誇れるものにしたいからね」と意気込んだという。
さらに、「基本的には3時間にわたる最終話を、日を分けて放送するだけ」と、ラスト3話がひと続きのストーリーであることを説明。「この3話(最終話)で多くのストーリーに決着がつく」と語り、納得のいく形で最後が締めくくられることを示唆した。
また、最近浮上していた映画版やスピンオフ製作については、「可能性はあるが、恐らくないだろう」と語っており、あまり期待していない様子。「シーズン5は物語の終結なんだ。この先どうなるかはわからないが、少なくともこの物語についてはこれで終わりだ」と話している。
出演者たちがあれほど前向きな姿勢を見せていた映画化。実現しないとしたら残念だが、まずはワイマンがこれほど気合を入れて製作する最終話に期待したい!
『フリンジ』シーズン5は、アメリカで9月28日(金)より放送予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:『フリンジ』キャスト&スタッフ
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