
1997年から2003年まで製作された人気ドラマ『バフィー ~恋する十字架~』の製作総指揮者マーティ・ノクソンが、ギリアン・フリンのミステリー小説「KIZU‐傷‐」をドラマ化することになった。米The Hollywood Reporterが報じている。
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「傷」はフリンのデビュー作で、2006年にアメリカで出版された。主人公である記者カミルは、2人の子どもが殺害された事件を取材するために、自身の故郷に戻ってくる。カミルは神経症で心気症の母親とは疎遠になっていた。精神科病院に短期間入院していたカミルは、今回の帰郷で母親と一緒に暮らすことになり、事件と自分の人生に向き合うという物語だ。
「傷」は高い評価を受け、英国推理作家協会賞を受賞した。また3作目の小説「ゴーン・ガール」はデヴィッド・フィンチャー監督、ベン・アフレック主演で映画化され、アメリカで今年の10月3日に公開される予定だ。
ノクソンは『バフィー』以降、脚本家としても活躍しており、映画『アイ・アム・ナンバー4』や『フライトナイト/恐怖の夜』やドラマ『Glee』の脚本を執筆している。(海外ドラマNAVI)
Photo:マーティ・ノクソン
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