
毎年2月上旬の日曜日に行われる、アメリカンフットボールリーグ(NFL)の優勝決定戦、スーパーボウル。このスーパーボウルは、全米での平均視聴率が毎年40%を超え、1億人以上がテレビの前で熱狂する一大イベントだ。また、試合前の国歌斉唱やハーフタイムショーには有名アーティストが出演することでも知られ、200を超える国と地域で中継されるほど、極めて注目度の高いエンターテイメントでもある。それゆえ、ハーフタイムショーの出演は、アーティストにとって夢の舞台と言えよう。
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しかし、歴史あるハーフタイムショーでパフォーマンスを行う名誉と引き換えに、NFLは2016年よりアーティストに出演の代価を請求することを検討しているという。
米TV Guideによると、NFLが候補アーティストに出演を打診する際に、いくつかの支払方法も合わせて提示し、出演の検討を促す模様。そのオプションには、ハーフタイムショー出演後のツアー収益の一部をNFLに寄付することや、ハーフタイムショーに出演する際に献金を行うことなどが含まれるという。
2016年のハーフタイムショーは、コールドプレイ、リアーナ、そしてケイティ・ペリーの3組のアーティストが候補に挙がっているという。果たして、本当に出演の代価を支払うことになるのだろうか。その場合、金額はいくらになるのだろうか。
ちなみに、スーパーボウル中継の間に流れるCMの価格は30秒で約400万ドル(4億1千万円)と言われている。(海外ドラマNAVI)
Photo:リアーナとケイティ・ペリー
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